2006年09月14日
日書連プライベート・ブランド
日書連がPBとして『窓際のトットちゃん』と『だいじょうぶ だいじょうぶ』を講談社と提携して出す。完全買切制でマージン40%にするらしい。これはマージン拡大と適正配本の実現が最大の目的らしい。まぁそれはそれでいいけど、これってPBか?今頃何で『窓際のトットちゃん』なんだろうか?本気で売れると思っているんだろうか?書店がせっせと注文して平積みするだろうか?もし私が店主なら絶対に注文しない。これを日書連のPB商品として売り出す方がおかしい。
『窓際のトットちゃん』は1,260円の定価だそうだ。ブックオフなら間違いなく、100円均一の棚にきっと入っているはずだ。マージン40%に欲がくらんで手を出すとえらいことになりそうな商品である。
試みとしては面白いし、支持したいけど、日書連のPB商品とするなら、新しい作家なり、あるいは既存の作家の新作をPB商品とすべきじゃないかと思うのだけど、どうだろうか・・・?日書連幹部はこれらの本が本当に売れると思っているのだろうか?正直なところ聞きたいものだ。
これは講談社が提携しているけれど、何となく推察できる。『窓際のトットちゃん』は750万部も売れた本だから、十分儲けたことだろう。ここでいくらかでも売れれば、マージン40%を出しても、痛くもないのではないか?そんな「げすの勘ぐり」をしちゃうのだけど・・・・。この2冊が平積みでど~んと積んであったら欲に目がくらんだ中小書店だと見た方がいい。読者をバカにするのもいい加減にして欲しいもんだ。
とここまで書いて、どう考えてもいくら無能な本屋さんでも、この2冊を平積みにして売るようなことはしまいと思い直した。やっぱりこれは常備品として棚差ししてある本を粗利の高い本と入れ替える程度だろう。よく考えてみれば、これでいいのかもしれない。いわゆるロングセラーの本をどんどん日書連のPB商品としてくれれば、それを逐次入れ替えていけばいい。そして気がついたときは、棚にあるロングセラーの本は粗利の高い日書連のPB商品に替わっていて、書店の儲けが幾分増えることになる。たぶん日書連の幹部はそれをねらっているのかもしれない。もしそうなら、日書連の幹部もなかなかやるじゃん!
- by kmoto
- at 05:45
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