2005年08月03日
コンビニでも好評発売中!
全国書店新聞の「本屋のうちそと」というコラムは本屋のぼやきとして面白いと以前書いたが、8月1日号も面白かった。(というか面白いといっていてはいけないのだろけど)
日経新聞に経済雑誌の「プレジデント」の広告があって、そこに「コンビニでも好評発売中!」という文字が、「お求めは書店、駅売店にて」の文字より大きく書かれていたというのだ。更に年間購読だと、13,200円のところわずか10,000円」になると書いてあるというのだ。この10,000円というのを計算すると75.8%になるから書店卸とほぼ同じ利率になる。
今までだと、雑誌の広告では「お求めは最寄りの書店、駅、又はコンビニで」だったはずなのが、下克上が起こって「コンビニでも好評発売中!」となり、年間購読は書店を通さないから安いですよとあからさまに広告するあたりは、ここでも書いてあるけど、「雑誌の売上に頼る小書店は早く潰れろってことなんでしょう」と思われても仕方がない
出版社がこういう広告を平気で出す時代になったということなのだろう。今まで書店と一緒にやってきた出版社がこういう広告を平気で出すこと自体組合は怒るべきじゃないか。なめられているとしかいいようがない。
だいたい日本を代表する経済誌を出している出版社がこういうモラルハザードをやっているところに、ポイントカードは再販制に抵触するとか、書店が提供する景品の額は、現行の100円か又は100分の7のどちらか高い方にしろとか、しかも年2回までで期間は90日までとか議論している場合じゃないでしょう!
それに最寄りの書店がなくなっちゃったから、コンビニでなんて言われちゃんだ。どこかで歯止めをかけないと、そのうち書店という文字もなくなっちゃう可能性があるような気がする。
- by kmoto
- at 20:49
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