2005年10月29日

再検査

 金曜日の夜、下剤のプルゼニドを6錠飲んで寝る。翌日6時からニフレックを溶かした水2リットルを1時間半で飲み、大腸の中をきれいにする。その間例のごとく何度も何度もトイレに行く。もう何にも出ないよという状態までしなければならない。
 前回大腸の検査でちょっと疑わしい部分があると言われ、内視鏡の検査を勧められ、病院を紹介された。そして今日、その検査を受けた。
 3年前に、やはり大腸にポリープがあることが分かり、内視鏡で切除してもらったことがあり、内視鏡検査がどんなものか分かってはいたので、あまり気が進まない。
 こうして下剤を飲んで、お腹なの中をすっきりさせるのも大変だし、おしりから内視鏡を入れられるのも、正直恥ずかしい。まして若い看護師さんが二人もついているのだから余計である。何でこうなるのかなぁと恨みつつ、検査用のおしりに大きく穴のあいたブルーのパンツを履き、検査室に入る。
 大腸内に内視鏡が入る。これが痛い。ちょうど大腸のカーブしているところが最悪で、思わずウォ~と声が出てしまうのをかみ殺す。看護師さんは私が苦しんでいるところを察して、「はい、大きく深呼吸して!」と何度も言ってくれるが、それどころの話じゃないって!
 何とか落ち着くと、自分の大腸の中をモニターで見ることが出来る。以前にも書いたけど、自分の内臓を画面で見るってなんか不思議な気分だ。
 疑いのある箇所は、何ら問題がなく、大丈夫ですねと先生は言ってくれたが、1つポリープが発見され、それを切除してもらう。
 何とか検査は終わり、ほっとする。すると車椅子が用意され、病室へ運ばれる。何で車椅子に乗らないとならないのかよく分からなかった。車椅子に乗るほど重傷じゃないし、それに歩けるって!と思ったが、強引に座らされる。仕方がない。そのまま車椅子を押してもらい、病室に入る。止血剤の注射を打つからここで休めという。ベットに横になり、止血剤の注射を打ってもらう。1時間ほど様子を見るからここにいろという。けどたかが検査じゃないかと思い、そんなにここにいる必要があるのか看護師さんに聞いてみる。何ともなければ30分ぐら横になっていて、それから出て行ってもいいですよという有り難いお言葉を頂く。もちろんそうさせてもらう。病人じゃないのだからこんなところに長居したくない。さっさと会計を済まし、自宅へ帰る。11月4日に取ったポリープの病理検査の結果出るからその日に来いと言われる。
 もう完全に検査疲れとなってしまい、午前中でへとへとだ。まずはお腹が張っているので(たぶん空気を又入れているんだろう)、それを出してすっきりしたところで昼寝をする。
 でもこうして下剤を飲んで、何もない状態だから、お腹の中がすっきりしている。苦しい思いはしたけど、これだけはよかったかもしれない。何だかお腹がすいてきた。

2005年10月25日

りそな当座カード

 私は銀行の窓口で手続きするのが大嫌いで、出来る限りそんなことにならないようにしている。たとえば総合振込、給与振込、住民税納付はパソコンで済ましてしまうし、源泉の納付にしても、事前に小切手を切って、納付日を10日に指定して、先に手続きをしてしまう。そうすれば10日には銀行のメールボックスに納付書の領収書が入っているので、ついでの時に取りにいけばいい。(住民税はパソコンで納付できるのに、どうして源泉は出来ないのか不思議なのだが・・・)
 どうして窓口で手続きするのが嫌いなのかというと、基本的に銀行が嫌いなのだ。ちょうどこの本部の仕事をやることになった頃、我が社は銀行からの借入の返済で殆ど余裕がなかった。毎日当座の残高を確認していた。銀行から借入をしているものだから、いつも銀行に対して気をつかい、年始に行きたくもない賀詞交換会なんか社長と二人でとぼとぼと出かけて、支店長におべっかを使っていた。
 幸い財務体質が改善して、銀行に対して何も気にする必要がなくなったけど、当時の銀行に対する卑屈さがトラウマになっていて、未だに銀行には行きたくないのだ。しかし経理をやっている以上、銀行とは手は切れない。だから最低必要源に済まそうとしている。でも、最近は窓口にわざわざ行かなくても機械がほとんどやってくれるので、だいぶ助かる。ただ、当座預金から現金を引き出す時はどうして窓口で裏判を押した小切手を持って、現金化する必要があった。
 当座預金は決済預金なので、ATMが使えない。それが使えるようになった。早速手続きをして「りそな当座カード」を作ってもらう。今日それを使って現金を引き出した。これはいい!これでうざったい窓口の女性と会話しなくていいと思うと精神的によろしい。それに細かいことだけど、小切手帳の消費量も少なくなる。だって今りそなの小切手帳は50枚綴りで2,000円もするのだ。(ちょっと前まで税込で630円だったのに・・・)
 ということで、小口現金を確保するため、事務所に入る前にATMで現金を引き出し、一部を両替して事務所に入った。
 今日は給料日、振込は19日にパソコンでやっておいたので、後は明細を配るだけ。そういえば昨日、銀行から電話があって、振込先の銀行の支店コードが該当するものがないと言ってきた。思わずそんなことはないだろう!言ってしまったけど、要は支店の統廃合のため、支店がなくなったり、一つにまとめられちゃって、支店コードが変わってしまうことがここのところ度々ある。今回はこちらで直しておくから次回から新しい支店コードに変更してくれと言う。確認のため名前を聞かれる。多分ちゃんと言ったんだから、次回直っていなければ、私の名前を言って文句でも言ってやろうという魂胆なのだろう。全く自分のところで勝手に統廃合しておいてその手間を利用者に押しつけるのだから、やっぱり銀行は好きになれない。仕方がないので、インターネットで最新版の銀行・支店コードをダウンロードし、マスターを更新する。お気に入りに銀行・支店コード更新ログイン画面を入れるのもしゃくだけど、仕方がない。ちっともお気に入りじゃないのだけどネ。

2005年10月18日

サァー本屋さんへ行こう?

 本屋の店員を辞めてもうすぐ半年近くなる。相変わらず本のこと、出版界のこと、書店のことなど、いろいろ考える。本屋を辞めて残ったものは、そんな未練みたいな気持ちと腰痛だけだ。
 この腰痛、最近の長雨で少々痛む日々を送っている。こんなものまで引きずる必要性なんかないんだけど、こればかりはどうしようもない。

 毎年1回行っている大腸の検診も無事に終わり、詳しい結果は後日分かるが、とりあえず画面上は問題がなさそうと言われ一安心だ。
 この検診、とにかく鬱陶しくてしょうがない。検診の前日お昼から「クリアスルー」というふざけた名前の検査食を食べないといけない。要するに検査の当日に大腸にものがあってはならないので、消化のいい、しかも便として残らないものを食べるわけだ。前日の昼と夜がこの検査食で済まし、8時以降は何も食べちゃいけないし、寝る前は1リットルの水で下剤を飲む。翌朝起きていきなりトイレに何度も駆け込むはめになる。
 検査は空になった大腸にバリウムを入れ(肛門からです。この検査をするまでバリウムとは飲むものだとばかり思っていたが、それだけじゃないんですね)、しかも空気を入れてふくらまされるから、おなかが張って仕方がない状態で、上を向いたり腹這いになったり、横になったりと上下、左右と位置を変えて、何枚もレントゲンを撮られる。
 何とか検査が無事に済むと、まずはトイレに駆け込み、おなかに入った空気をとバリウムに出ていただくことにする。もちろんその後また下剤を飲んで、おなかの中のバリウムを出すことになる。そのためその日は1日中トイレとお友達の状態。
 天候不順が、腰痛を生んでいることは書いたけど、気分も大腸の検査もあったこともあって、非常にブルーな気分でいる。
 本も『ローマ帝国衰亡史』の9巻が読めずにいて、落ち込んでいる。気分転換に違う本を3冊続けて読んで、リフレッシュしたので、再度『ローマ帝国衰亡史』に取りかかろうと考えている。

 ところで、書店組合から、CDが送られてきて(お店はなくなっちゃったけど、組合費は払っているから、まだ組合員なのです)、「音楽CD」制作・趣意書なる紙も入っていた。

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 読んでみると、昭和61年には日書連の組合員が12,935名いたのが、今年の8月には6,843名減少し、えらいことになっていると嘆く一方、今年の7月に「文字・活字文化振興法」が制定されたことで、10月27日を「文字・活字文化の日」が作られたらしい(これ祝日じゃないよね?)。それを記念して、「書店からの熱い思いを込めて『サァー本屋さんへ行こう!』という音楽CDを作ったから、BGMとしてお店で流してくれということらしい。
 で、実際聞いてみた。思わず唖然とする?!「なん、なんだこれ?」こんな安っぽい歌をお店でかけろという組合幹部の神経を疑っちゃう。だいたい本屋でかけるBGMじゃないだろう。これはスーパーでよくかかっていた「さかなさかなさかな~さかなを食べると~」と同じじゃないか。絶対におかしい。まず間違いなく大書店で雰囲気のある本屋では絶対にBGMとしてかけられる音楽じゃない。(こんなのガンガンかけらたんじゃたまらない。)場末の子供相手の本屋ならともかく、少なくとも全国の組合員に配って、全国展開するもんじゃない。こんなことに夢中になっていたら更にひどいことになりそうだ。
 歌詞もひどい!NHKのうたのおにいさんが作って歌っているのだが、ちなみにその歌詞を書いてみると以下の通り。

「サァー本屋さんへ行こう!」
作詞=よしもとももたろう/坂田おさむ
作曲=坂田おさむ

サァー本屋さんへ行きましょう
本屋さんへ行きましょう
本屋さんで待っている きっと答えが待っている

流れる雲に 乗ってきたよ
青い空の想い出を抱いて子供達の笑い声は
どこから来たの どこへ行くの

だから 僕らは 理由(わけ)を探している
風の行方をみんな探している

サァー本屋さんへ行きましょう
本屋さんへ行きましょう
本屋さんで待っている きっと答えが待っている

 もういいでしょう!ここに書いていて恥ずかしくなっちゃう。全く本屋の組合は何を考えているのか?本気で全国展開でこれをかけさせようとしているのか、本音を聞いてみたいもんだ。仮にこれが「だんご三兄弟」みたいに大ブレイクしても、子供達が本屋に来てくれて、どんどん本が、あるいは児童書が売れるとでも本気で思っているのだろうか?本をさかなと同じレベルで考えちゃう思考回路はもう末期的としかいいようがない。あぁ~、悲しいなぁ・・・。

2005年10月13日

比較

○○○○ 様

当店をご利用下さいまして、誠にありがとうございます。
ご注文頂きました商品が入荷しました。
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『神保町「書肆アクセス」半畳日記』
『キリスト教大研究-知って役立つ』

 計 2 冊で、2,550円(税込)です。
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「サービスコーナー」にてお預かりしております。
今月16日の閉店時間は、21時までとなります。ご了承下さいませ。
近日中のご来店お待ち申し上げております。
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有隣堂 ヨドバシAKIBA店: 03-5298-7474
営業時間: 9:30 ~ 22:00
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ご注文は、本やタウン http://www.honya-town.co.jp/yurindo/ もご利用ください

 というメールが朝10時半に来た。本を注文したのが火曜日だから、これは早い。中1日で入荷してしまうから、すごい。ちなみにアマゾンだと『神保町「書肆アクセス」半畳日記』は「通常1~2週間以内に発送します」とあるし、『キリスト教大研究-知って役立つ』は「通常24時間以内に発送します。3点在庫あり。ご注文はお早めに。」となっている。やっぱりきちんとした注文システムを構築してある本屋さんはやることが早い。こうなると書泉さんで注文したらどうだっただろうかと気になるところである。
 最近、書泉さんと有隣堂を比べる癖が出てきて、密かに黒い笑いを楽しんでいる。ちょっと書いてみる。
 
1.お店に行くにはどっちが楽か?
  交通手段による。但し有隣堂は7階まで行かないといけないのでこのあたりが不便か?よって書泉の勝ち。

2.営業時間
 有隣堂は午前9時半から午後10時まで営業。書泉は平日午前11時から午後7時半まで営業。ちょっと仕事の帰りに寄ろうと思っても、7時半じゃ間に合わないことも度々ある。よって有隣堂の勝ち。
 最も書泉さん営業時間は当店があったときに、無理にお願いしてそんな営業時間になったわけで、たぶんこれから先、営業時間の延長があるんじゃないかと思っている。

3.お店の雰囲気
 書泉は建物の構造上真ん中にエスカレータがあって、それがお店を左右を分断しちゃっている。(もともと家電メーカーのロケットが使っていたビルなのだ)従って、エスカレータのまわりをぐるっと回らないとならないことが度々起こる。
 それにとにかく狭い所に棚が作られているので、人が棚の前に立ったら通れないことがある。また狭いところに多くの本を置くため、棚全体が高い。雑誌の棚はちょっと前に増設したが、一段と高くなっている。取りづらい上に、鬱陶しい。照明は明るいのは明るいが、ちょっといらつく。本屋の照明はちょっと暗い方がいい。 一方有隣堂は、ゆったりとしたスペースを確保していて、真ん中の柱のあたりにソファがあって、座って本や雑誌を見ることが出来る。よって有隣堂の圧勝。

4.陳列
 有隣堂はワンフロアーなのでどんなジャンルでも店内を歩けば目的の本が探せるが、書泉はジャンルが違うと階を移動しないとならない。たとえば新書を買おうと思えば、3階まで行かないと買えないし、ついでに文庫本を買いたいと思った場合、7階まで上らないとならない。非常に不便。よって有隣堂の勝ち。

5.立ち読み
 書泉は週刊誌を立ち読みしたくても、なかなか読めない。通路が狭くて、後ろを通るお客とすぐぶつかってしまうからだ。従って中身を吟味するのが難しい。
 それにジャンル別に階を分けてあるので、そのジャンルがある階に行かないと目的の雑誌が買えない。雑誌としてまとまっていると、魅力的なんだけどなぁ・・・。各階にバラバラに雑誌が置いてあると、ボリュームがなくなってしまう。
 有隣堂の方は雑誌のコーナーをきちんとまとめて作ってあるので、有隣堂の勝ち。

6.週刊街道をゆく
 書泉は入荷部数が少ないのか、仕事の帰りによると、発売当日でもなくなっているか、あっても手垢にまみれ、よれよれのものが1冊あるだけ。定期購読者としてはそんな雑誌は買えない。一方有隣堂はたくさんある。よって有隣堂の勝ち。

7.R25
 リクルートが出している無料の雑誌「R25」は書泉には置いてある。有隣堂は置いてあるのかもしれないけど、どこにあるか分からなかった。よって書泉の勝ち。

8.店員
 書泉スタイルのスニーカー履き店員ははっきり言って気に入らない。女性の制服も鬱陶しい。個人的にはちょっと勘弁してほしいなぁといった感じの女の子が多いような気がする。(この件に関しては、今日それとなく女性店員を見てみたが、有隣堂もいい勝負かもしれない?)
 男性の店員はノーネクタイの奴が多く、それに書泉ロゴが入った黒いエプロンをしている。今風にクールビズじゃんといえばかっこいいが、何だかだらしなく見える。有隣堂は店員が白いシャツに統一しているみたいで、それにエプロンをしている。こちらの方があか抜けた感じがする。よって有隣堂の勝ち。

9.レジ
 書泉は各階に2カ所レジがあるが、よく「休止」になっている。そうなるとぐるっと回って違うレジに行かないとならない。ただでさえ、エスカレータがじゃまして面倒なのに、行った先のレジが「休止」となっていると腹が立つ。せめてちゃんとレジ要員はきちんと立たせてほしいもんだ。また、レジに店員がいてもお客のいないときなどは店員同士がおしゃべりしているか、さもなければ奥のパソコンでなんかやっている。
 有隣堂はレジカウンターが横に広く取ってあって、10人くらいでお客を捌いている。お客の精算が済んだら、店員が手を挙げて、お待ちのお客様こちらへと言って誘導する。よって有隣堂の勝ち。

10.開店記念品
 有隣堂は開店初日、付箋をくれた。書泉は何をくれたのか分からない。よって判定不能。ちなみに当社の新大久保店(もちろんつぶれちゃったけど)オープンの時は店名の入った100円のボールペン。せこいって、うるさい!

11.検索
 本屋には探している本について必ず問い合わせがくる。その場合書泉はたぶんレジカウンターの奥にあるパソコンで店員が自ら、インターネットのサイト「ほんやタウン」から検索してると思われる。(書泉の店員に本の問い合わせをしたことがないのでよく分からないのだ。ただレジで精算するとき奥のパソコンの画面が見え、いつも「ほんやタウン」が開かれているので、そこから類推している)
 あるいは店頭在庫を確認する場合、店員がそのジャンルの本が置いてあるフロアーに電話して、確認してくれるが、在庫があれば、わざわざその階まで行かないといけない。本来店員が持って来るべきじゃないかと思うのだが、どうだろう?
 有隣堂は何カ所にも検索機が置いてあって、そこで自分で入力して本が探せる。いちいち店員に聞かなくても自分で出来るから、あんまり大きな声で書名の言えない本など探すときは安心かも・・・?個人的には有隣堂の勝ち。
 
12.サービスカウンター
 書泉はない。有隣堂はレジカウンターとは別にあって、そこで注文を受け付けてくれる。書泉の場合、どこで本の注文をすればいいのだろうか?やっぱりサービスカウンターがあった方がいいなぁ。よって有隣堂の勝ち。

13.しおり
 書泉オリジナルしおりは人気がある。でも最近のしおりは余りぱっとしない。昔の方が結構面白味のあるしおりを作っていたような気がする。最も、あんまり可愛すぎるしおりだと男の場合ちょっと恥ずかしくて持ち歩けないのだけど・・・。
 有隣堂は特別独自のしおりを作ってはいないようだ。よって書泉の勝ち。

14.カバー
 それぞれオリジナルのカバーがある。ただ有隣堂は文庫に限り、10色カバーが選べる。それはいいのだけど、このカバーすぐ取れちゃう。ただ折ってあるだけなのだ。これじゃカバーの役目をほとんどしないんじゃないかと思うのだけど・・・。こんな貧相なカバーよりしっかり留まってくれるカバーの方がいい。よって書泉の勝ち。
 ただし、有隣堂の新書、書籍のカバーは再生紙を使っているので、地球にやさしいということで、この点は有隣堂の勝ち。

15.ビニール袋
 可愛い!といえば書泉のビニール袋だろう。女の子がよく持ち歩いている。おばちゃんだって、よれよれになっていても、可愛いからか、結構持ち歩いている。おばちゃんは物持ちがいいのだ。あそこまで使ってくれれば、ビニール袋も本望だろう。
 男の客には可愛い絵の入ったビニール袋じゃなくて、グレイでロゴの入ったやつに入れてくれるが、時たま何を考えているのか、可愛い絵の入ったビニール袋に入れる奴がいる。そんなの大の男が持ち歩けないだろうが!けれどこれはやっぱり書泉の勝ちだろう。
 一方有隣堂の方はみどりのあか抜けないビニール袋だが、炭カルと再生原料50%の入ったリサイクル袋で、燃えるゴミとして出せるので、これも地球にやさしいということで、この点は有隣堂の勝ち。
 話は横道にそれるけど、先日有隣堂で「週刊街道をゆく」を買って、雨が降っていたので、ビニール袋に入れてもらった。帰り道だが、書泉の前を通る。何とはなしに、ちょっと寄っていこうと思い店内に入る。レジの前を通ったら、レジにいる女の子がじろじろと私を見ている。最初は気がつかなかったが、どうやら有隣堂のビニール袋が気になるらしい。そうか!やっぱりお前らも気になるか!と以前岩本町で書泉のビニール袋を持ったお客さんを胡散臭く見ていた自分を思い出してしまった。これからは有隣堂で本や雑誌を買ったら、ビニール袋に入れてもらい、その足で書泉の店内を歩き回ってやろうかと、思わず黒いたくらみが沸々とわき上がってきてしまった。(やるわけないけど)


 と、まぁどうでもいいことを書いてきた。どっちかと言えば、個人的に有隣堂に肩入れしてしまっているけど、これはしょうがないでしょう!正直有隣堂は今のところ気にいている本屋さんなのだから。
 帰りに注文した本を取ってきた。早速読もうかと思っている。本当は今月中に『ローマ帝国衰亡史』を読み終えるつもりでいたのだが、ちょっとスランプになっている。そのため気分転換に違う本でも読もうかと思っている。

2005年10月12日

時代遅れ

 今まで本を注文するという行為をほとんどしたことがない。当たり前である。だってずっと本屋で働いていたのだから。ところが本屋を辞めて(というより働いていたところが廃業になってしまい)、一読者となってしまった今、お店にない本をどこで買えばいいのか困っていた。例によって、書泉さんでは本を買うつもりがないから、そこでは注文できないし、近所には本屋さんがないし、どうしようかと悩んでいた。インターネットで注文も出来るが、今ひとつ乗り気になれない。
 幸いヨドバシカメラに有隣堂が出来たので、意を決して本の注文を依頼する。有隣堂は週に1回は必ず行くので、ここならいいだろうと思ったのである。
 サービスカウンターがあってここで本の注文を受け付ける。注文したい本の在庫をパソコンで探す。この時点で在庫がないことが分かり、注文を受け付けるシステムになっているようだ。書名、出版社、私の連絡先など、どんどんパソコンに女の子が入力していく。入力が終わって、私に注文書の控えをくれる。

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 多分この時点でもう注文はそれを管理するところにデータとして行っているのだろう。あるいはもう問屋さんにデータが飛んでいるかもしれない。
 私がいた本屋では短冊という注文書に手書きで、書名、出版社、著者、そしてお客さんの連絡先を書いて、それを問屋に手渡しで渡すか、さもなければその短冊を持って、問屋に探し回っていたのを思うと、本当にこの時代非効率的なことをやっていたんだなぁと思わざるを得ない。これなら本のことをよく知らない店員でも、パソコンを使いこなせれば、本の注文受付など簡単に出来てしまう。
 もちろんそういうシステムが導入できる資本が必要だけど、やっぱり店員が動いて問屋を駆けずり回るお店じゃ今は生きていけないのかもしれないと思ってしまった。いつまでも旧態依然のままじゃやっぱりお店は潰れるんだなぁと思ってしまった。本という古い情報媒体を扱う書店でも、それが物、あるいは商品である以上、流通システムに乗るわけだから、今風にシステム化しているわけだ。それを駆使できなかったのは残念だ。人が直接動くことにはどうしても限界があるし、それを補うシステムがあれば、それに代行させれば効率化、スピード化もはかれる時代なのだ。私のいたお店はその流れに乗り遅れたお店でもあったと、改めて思い知った。
 家に帰ってメールを開くと次のようなメールが来ている。

○○○○ 様

当店をご利用下さいまして、誠にありがとうございます。
入荷ご連絡用のメールアドレスを登録しました。
※このメールに心当たりがない場合は、恐れ入りますが、このままご返信下さい。
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有隣堂 ヨドバシAKIBA店: 03-5298-7474
営業時間: 9:30 ~ 22:00
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ご注文は、本やタウン http://www.honya-town.co.jp/yurindo/ もご利用ください

2005年10月03日

じいさん

 さすがに疲れてきた。ぶっ続けで『ローマ帝国衰亡史』を読んできて、何とか7巻まで読み終え、8巻を昨日午後から読もうとしたのだが、何だか本を手にすることさえ、鬱陶しくなってしまった。特に7巻の最後はローマ法に関する記述で、退屈極まりなかったから、余計かもしれない。
 本を読む時、夢中になっていると時間も忘れて読んでしまうけど、今はちょっと本は読みたくないなぁという、いわばスランプみたいなことになることが度々ある。多分それは私の精神的な問題なのかもしれないけど、こうなるとしばらく本を読むことを受け付けなくなってしまう。昨日は、無理して8巻に進むのをやめておいた。

 さて、一昨日の夜、我が家の駐車場に男が倒れていた。もう11時を過ぎていたので寝ようと思ったところへ、かみさんに「男の人が倒れている」と起こされ、行ってみると、じいさんが自転車と一緒に倒れている。
 我が家は、通りから私道に入った奥にある。つまり袋小路になっている。このあたりは抜け道が何本もあるので、よく抜け道だと勘違いして、自転車が入ってくることがある。たぶんこのじいさんも勘違いしたのだろう。
 最初は「どうしました?」と丁寧な言葉でしゃべりかけるが、話しているうちに酔っぱらいだと分かった。こんなところで寝ていたら風邪をひくから、帰った方がいいと言えば、「おまえには関係ねぇよ!」「放っておいてくれ!」「まったく、今の若い奴らはどうしようもない!」「俺たちの時は違ったよ!」とか酔っぱらいおきまりの言葉がでる。名前や住所を聞いても「おまえには関係ねぇよ!」としか答えない。
 どこのじいさんか分からないけど、どうやら近所に住んでいるようだ。パジャマに薄いウインドブレーカーを首元までチャックを上げて着ている。足下は裸足だ。
 しばらく押し問答をしていると、ふらふらと立ち上がって、自転車もそのままにして、裸足で歩き出す。さすがにこの時になると腹が立ってきて、「こらっ!裸足で歩いてどうすんだ。それに自転車をあのまま倒れたままにしておいたら、うちの車が出られんだろう!いい加減にしろよ!」「歩けるんだったら、自転車を押して帰れ!」
 押し問答しているときに、かみさんは警察に電話していたので、「もうすぐしたらおまわりが来るから、じっとしてろ!」と言ったとたん、しらふに戻り、倒れた自転車のところに戻り、履いていたはずのサンダルを探して、帰ろうとする。「迷惑かけましたね」と私とかみさんに握手をしようと手をだす。かみさんは握手をして「気をつけて帰ってくださいね」というが、私はじいさんの手をはね除け、「危ないから、自転車乗って帰るなよ!押して帰れ!」と言う。じいさんはそのままとぼとぼと自転車を押して帰っていった。どうして酔っぱらいはいつも最後に握手を求めるのだろうかと不思議がりながら、通りを帰っていくじいさんの後ろ姿見送る。
 じいさんと押し問答しているとき、私もかなり腹が立っていたらしく、大声でじいさんとやり合っていたらしい。確かにもう少し若い奴なら殴っていたかもしれないが、相手を見てそれなりに自重はしていたつもりだけど、かみさんには、そうは見えなかったらしい。
 こうなると呼んだおまわりをどうするかだ。いつ警察に電話したのか分からないが、結構時間がたっている。じいさんの後ろ姿見送った後、今度は呼んだおまわりを待つ。しばらくすると赤色灯つけたパトカーがゆっくりと来る。事情を説明し、じいさんが帰ったことを言い、呼びつけて、迷惑かけたことをおまわりさんに詫びる。何で俺が謝らなきゃならないのか分からんが、そういう羽目になってしまった。
 翌日我が家の車を見てみたら、後ろに軽いキズがある。じいさんが自転車でぶつかった跡である。まぁ元々この場所には、かみさんが車庫入れの時にこすったキズがかなりあるので、そっちの方が気になるくらいだから、いいやということになった。じいさんがぶつかって倒れて死んでしまったら、それこそ大変だったことを思えば、大したことじゃない。