2005年11月06日

お世話になりました

 先生には以前私の大腸にあるポリープを見つけてもらい、それが一部がん化していたことが、取ったものを検査したら分かった。幸いその部分だけで済んだので、今こうしてこんなことを書いている。先生にも「命拾いしたなぁ」といわれたくらいだった。それ以後、私は毎年先生のところで定期検診を受けている。
 ここの病院には内視鏡による検査が出来ないから、バリウムを注腸してX線で検査する。しかし今回そのX線にうまく写らない部分があって、不安だから内視鏡検査をした方がいいと言われたのだ。先生にしてみれば写っていないところそのままにして判断を下すわけにもいかなかったのだろう。考えてみればこれだけでも有り難い。このまま放って置かれたんじゃたまったもんじゃないからネ。
 で結局写っていない部分にポリープがあって、それを切除したもらった訳だ。どうも私の大腸はポリープが出来やすいようだ。来年もきちんと検査した方がいいと内視鏡検査をしたくれた先生に言われた。
 となると、バリウムによる注腸診がいいのか内視鏡検査がいいのかこれが問題になる。そしてバリウムによる注腸診のレントゲン写真の枚数が非常に多いことが以前から気にはなっていた。つまりレントゲン写真による被爆の問題である。これだけレントゲン写真を撮っているわけだから、たとえば胸のレントゲン写真を撮るのとは訳が違う。インターネットで調べてみると、バリウムによる注腸診が診断1件当たり実効線量当量(ミリシーベルト) で3.2と一番高い。だろうなぁと思う。
 もちろん検診で被爆の心配は少ないのだろうが、全く影響がないとは言い切れないだろう。しかもそれで完璧に腸内が写っているならともかく、写らない部分も出てきてる以上、となると内視鏡検査に切り替える方が賢明じゃないかと思い始めたのだ。
 ただそうなるとここの先生の所では検査出来ない。だからといって勝手に先生の所から他の先生の所へ変えるのは、今の先生を裏切る感じがして嫌なのである。正直困った。これはきちんと先生と話し合って決めるべきだなと思ったのだ。もし検査がバリウムによる注腸診で大丈夫といわれたどうしよう。その時は被爆の心配を話し、その上で自分で判断するしかない。
 昨日先生所へ行って、今後の検診をどうしたらいいのか聞いてみた。先生は私みたいにポリープ出来易い体質の人は今後内視鏡検査で検査をした方がいいかもしれないと言ってくれた。これを聞いて安心した。先生自らそう言ってくれたことで、私の方は内視鏡検査に切り替え易くなった。私もそのようにしますといって、お礼を言って診察室をでる。これで大腸に関してはここの先生のお世話にならなくなったわけだ。でもこうしてみるとやっぱりいい先生だったと感じる。

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