2006年02月13日

Arm Chair Bookstore Master

 本について書いているブログってかなりの数があって、読ませてもらうと、我ながら文章の拙さと、考えの幼稚さにうんざりしてしまう。どうして私はこうも文才がないのだろうと改めて思ってしまう。誤字脱字は当たり前で、よくもこうも恥ずかしくなく公開しているもんだと思ってしまう。
 読んでいる本だってデタラメで、節操もないし、もう少しまとまりがあってもよさそうなものじゃないかとも思ったりする。
 確かに次に何を読むかと手にするのは衝動的だし、むちゃくちゃだから仕方がない。分かりもしないのに、興味だけは人一倍あるもんだから、余計にまとまりがつかない。
 たぶんそれは長い間本屋で働いてきたから、新刊の荷物を開けたときに感じる、「おやっ?!」という気持ちがそうさせるのだろうと思う。全て直感的に本をセレクトしてしまうのだ。
 一方で、閉店してしまったため本屋の店員でいたくてもいられなくなったので、どうしても書店員が抜けきれない部分もある。だから馬鹿な書店や書店員に文句を言ったり、どうしようもない組合などにも腹が立つのだろう。
 私はこのブログが潰れてしまった二六堂書店であればいいなぁと密かに思っている。自分では本屋はできないから、(だって儲からない、潰れること必死の店なんかリスクが大きくて怖くてできるわけがない)こうしてバーチャルのお店を作ろうと思っている。もちろんここでは本も売っていなから、自分が読んだ本をここに載せることで書店の棚を作っている。そういう気分なのだ。まさしく、Arm Chair Bookstore Masterである。
 この言葉は菊池さんの『ヴィレッジ・ヴァンガ-ドで休日を』にあった。今の私がこのブログを維持しているのはまさしくこれである。そう思ったから、この文章を書いた。このブログの棚にこれからどんな本がつまっていくか。自分でも楽しみである。

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