2006年05月08日

ブックカバー

 ブックカバーに困っている。本屋に勤めていたときは、そんなこと考えたことがなかった。とりあえずお店で本を買って、すぐ読むときは、その場で自分でカバーかければよかったし、後で読む場合、読むときにカバーをかければよかった。ところが、お店がなくなって、買っておいた本を読もうとするとき、その本にかけるカバーがないのだ。幸い文庫のカバーはお店を閉店するときに、多少多めにもらっておいたので、今のところ問題はないのだが、単行本のカバーがない。こんなことなら、もっと多くもらっておくべきだったと後悔している。
 最近は有隣堂で本を買うことが多くなったが、できる限り本にカバーをかけてもらうことにしている。それを読む本にカバーをかけ直すのである。
 ところで有隣堂では文庫のカバーはかけてもらわない。手持ちの文庫カバーがあるからだけど、このカバーは気に入らない。役に立たないのだ。10色のカラーがあるのは結構だけど(はっきり言ってどうでもいいのだけど・・・)、ただその色つきのカバーを折り込んであるだけで、すぽっととれちゃうのだ。せめてどっちか片一方でも引っかかっていれば、そんなことにならないのにと思う。こうして10色のブックカバーを作って、お客に「なんとおしゃれなんだろう」と思わせるのが目的なのだろうが、レジでどの色のカバーにしますなんて聞かれること自体鬱陶しい。
 それとかねがね不思議に思っていたことなのだが、単行本にカバーをするとき有隣堂は本にカバーをするのではなく、本のカバーにカバーをかけるのだ。だから本のカバーと一体化しているため、これも本体から簡単にとれてしまう。
 確かに本屋さんでかけてくれるカバーは本を痛まないようにすることと、人に何の本を読んでいるか分からないようにするための目隠し的な機能があると思う。(ここでは本屋さんの宣伝効果は考えていない)だから有隣堂の本にカバーのかけ方にはそれほど問題はないのかもしれないが、ただ下手をすると、本体とカバーがずれてしまうのと、本体を落としてしまうところがある。
 で、私はどうしているかというと、単行本に関しては、有隣堂でかけてもらったブックカバーをかけ直して使うことにしている。しかし所詮カバーは紙なので何度も使い回しができなし、私のカバーのかけ方は、本格的?(当たり前だ。元本屋さんなのだから)なので、本の形にきちんと合わせてカバーを付けるので、基本的に使い回しができない。そのかわり本体から外れることもない。もちろん本にダメージもあたえない。ふふふ・・・。
 しかし、棚に眠っている本を読む場合、決定的にカバーが足らない。仕方がないので、合皮の安いブックカバーを買って、それを使っている。これだと外れる心配はないのだけど、多少大きめの作りなので、表紙のカバーと本体がほんのわずかだがずれる。そのため、表紙のカバーの上の部分にシワができる。細かいことだけど、どうもそれが気になる。ついつい読んでいる途中で、本体とカバーのずれを直してしまう。やっぱり紙のカバーをきちんと付けておきたいと思うが、そのカバーがない以上仕方がない。諦めるしかない。なんかいい方法がないだろうか?

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