2006年08月30日

風景

 先日夜の9時頃国分寺駅から中央線に乗って、新宿に出て、それから都営新宿線に乗って帰った。家に着いたのは10時半過ぎだった。若い連中にはまだ宵の口なのかもしれないが、さすが50に大手がかかる歳になると、この時間帯に家に帰るといささか疲れがどっと出てくる。
 中央線に乗るのも久しぶりだし、ましてこの時間帯に乗ることなどほとんどない。
 吉祥寺で若い連中が数人乗り込んでくる。みんな同じように最近流行のヒップホップ風の恰好しており、空いている座席に座り、ワイワイと騒がしい。車中を見渡すと、案外若い女性も多く乗っている。
 うちの娘が、金曜日になると、仕事の憂さを晴らすために、夜遅くまで遊び回っているが、なるほど夜若い女性が遊び回るのも、今や日常的な風景なのかもしれない。(私はいつからこう爺臭くなってしまったのだろうか?)
 でも、新宿駅から見えるけばけばしいネオンを見ると、どうして夜にこんなに元気なのだろうと思ってしまう。
 私は基本的に「朝型人間」なので、こんな時間に元気でいる姿を見ると、奇妙に見えてしまうところがある。私個人的にはこの時間帯なら、多分家にいて本を読んでいるはずだ。それが自分に一番あった生活パターンなのだ。とにかく夜遅くまで、仕事やその延長上のことで束縛されるのは、正直勘弁して欲しいと思うたちなのである。但し、朝早いのは苦でも何でもない。もともと朝4時半か5時には起きて、まずはコーヒー(最近は牛乳たっぷりのカフェオレにして)を入れ、パソコンに電源を入れ、ネットでニュースを見たり、気になっていたものを調べたり、自分のブログの更新などをする。私はこうした朝の誰にもじゃまされない時間が好きなのである。この後、ゆっくりと本など読む。

 ここのところ体調が良くないことは度々書いているが、この前の日曜日に伸びた木の枝を切っていたところ、足を滑らせ、したたかに打ち付けてしまい、足が痛い。そのためいつものように朝、長い距離を歩いて通勤できないでいる。
 で、昨日、今日といつものように同じ時間に家を出るが、事務所に入るのに時間があるので、岩本町店があった後にできたVELOCEに寄ってカフェラテを飲みながら、本を読んだり、このように文章を書いたりしている。8時半にお店に入ったのだが、結構人が入っている。出勤前の一服というのを満喫しているのかもしれない。
 しかししばらくすると、ざわざわしてくる。時計を見ると9時10分前だ。客が一斉に立ち上がり、店を出て行く。みんなこれからそれぞれの職場に向かうのだろう。私はまだしばらく時間があるので、立ち上がる客を横目で見ながら、新しい文庫本を取り出し、読み始める。

2006年08月26日

スランプ

 メールを確認していたら、自分のブログに書き込みがあったことを知らせるメールが2通あった。そもそも私のブログに書き込みやトラックバックがあるほうがめずらしいので、「おや?」と思ったら、やはりいたずらの書き込みであった。
 で、ブログの管理画面で「迷惑コメント」を見てみると、昨日立て続けにやられている。ただこの2通の以外は、Movable Typeの方で処理していてくれたことが分かった。
 正直な話、この2通のメールを見たとき、またいたずらの書き込みやトラックバックに悩まされるのではないかという不安にかられたが、今回は何とか対処できそうである。まぁ遅かれ早かれ、このようないたずらがあるだろうとは予想していたので、慌てても仕方があるまい。
 
 さて、ちょっとスランプである。お盆休みから本が読めなくなってしまった。こういうことは今まで度々あって、ある時、急に本を読むことが嫌になってしまうのである。今回もそれなのだが、そのためブログの投稿が滞っているのもその理由による。
 まぁある程度時間がたてば、元に戻るし、慌てる必要などないのだが、本を読む生活が自分にとって一番自分らしいと思うので、早く精神的に戻らないと落ち着かない部分はある。

2006年08月17日

セブンアンドワイで本は注文しない方がいいよ

 くすみ書房さんの『中学生はこれを読め』という本ををセブンアンドワイで注文したことは以前書いた。ネットで注文したのが先月の25日。まぁ出版社が北海道新聞社だから時間がかかるのは仕方がないとは、ある程度覚悟はしていたが、あまりにも遅いので、ここのところ毎日専用の「お届け状況ページ」を開いて、いったいどうなっているんだと思っていた。525円の安い本だからあまり真剣なってないんじゃないかという疑問さえ浮かぶ。
 そうして今朝又日課みたいに「お届け状況ページ」を開いたら愕然とした。なんと「お届け状況」に「お取り消し」となっていて、書名に取り消しの線が引かれている。なんだこれ?


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 詳細を確認したら、「大変申し訳ございません。出版社・メーカーから取寄せていましたが、商品を確保することができませんでした。誠に勝手ながらご注文をお取り消しとさせていただきます」となっている。


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 いったいどういうことなんだ。そもそも「取り消し」ってどういうことなんだ!お客の側が取り消しするなら、よくある話だけど、受け手側が、注文主の意向を無視して取り消しとは、あまりにも横暴じゃないか!文句を言ってやろうと思ったのだが、待てよ、こういうことって私だけでなく他にもたぶんあることかもしれないと思った。そのためセブンアンドワイは自衛策を講じているはずだ。で、利用規約を見てみたら、ありました。第16条 商品等に関する免責の3に次のような記述がある。
「弊社が利用者から承ったご注文商品について、弊社または出版社等の在庫状況の変動等により品切れや入手不可能となった場合、弊社より当該ご注文を解除できるものとします。ただし、複数冊ご注文いただき、その一部の商品が手配不可能となった場合は、その商品のみご注文を解除するものとします。」
 だから私が文句を言ったら、これを盾にちゃんと利用規約に書いてありますよと言うんだろう。つまり自分のところの横暴な行為を正当化できるようにしてあるのだ。
 だったら、在庫確認を25日にしておいて、3週間後、品切れのため取り消しとは、あまりにも返事が遅すぎるのではないか。
 しかも昨日までは、7月25日の「出版社・メーカー在庫確認」から矢印がのびていて、集品、最寄りのセブンイレブンへとなっていて、「もうしばらくお待ち下さい」となっていた。(その画像をとっておけばよかった)
 しかしこのように今日になって7月25日に「品切れのため取り消し」の画面になっているのはどういうことなだろう。確かに品切れは出版社の事情にあるにしても、在庫のあるなしの確認はそんなに時間のかかるもんじゃないだろう。もしこのように7月25日に品切れが分かっていたら、私は他をあたることだって出来たのである。3週間も待たなくてもよかったかもしれない。
 少なくても今日になって7月25日の品切れ通知はおかしい。あまりにもいい加減すぎないか!天下のセブンイレブンが平気でこういうことをするんだなと思った。
 ネットでの商売には便利であることはもちろんだけど、実体のないものだから余計に信頼性というのは重要なことじゃないかと思う。こんなことをしていて信頼性などありゃしない。思わず東販にいた鈴木さんにあんたこんなことしていていいの?と聞きたくなっちゃう。あなたならこういう行為がとんでもないことぐらい分かるでしょう。ちょっと前の書店新聞で鈴木さんがネットでの本の管理を訴えていたシンポジウムの記事を読んだけど、あんたまずは自分の足下をきちんと見ないと、言っていることが絵に描いた餅になっちゃうよ。
 所詮本の取引を片手間でやっているからこんなことを平気でやれるのだろう。多分アマゾンじゃこんないい加減なことはしまい。
 で、仕方がないので、もう一度「本屋タウン」で検索してみたら、ヒットした。最初はこの『中学生はこれを読め』を検索したら、データがないと出た。多分地方の出版物だったため、データに載せるのに時間がかかったのだろう。もう一度ここで注文する。受け取りは有隣堂だ。果たして有隣堂はどうだろうか?


 あまりにも頭にきたので、「どんなこことがあっても、本が好き」と同じものを掲載しました。

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2006年08月15日

資源ゴミ

 お盆の休みを2日間取る。これで土日はさんで4日間が休みとなる。去年はまるまる1週間休みを取ったのだが、どうも居心地が悪かった。今までこの会社に入って1週間も休みが取れることなんてなかったからだ。本屋をやっていると1週間も休むことなど基本的に不可能なのだ。それがなくなったから1週間の休みが取れることになったわけだけど、今年は自主的にやめた。その方が気分が楽なのだ。それにこの月中、私は結構すべき仕事があるので、休みを取ると、前後にしわ寄せが来ることが分かったので余計に無理はしない方が、後々楽なのだ。9月になったら1日だけでも休みをもらおうと考えている。

 さて、この4日間、どうやって過ごそうかと考えたのだが、初日はパソコンの周りを片づけで1日を終える。そして翌日、義父の残していった書籍や書類の整理を手伝うこととなった。仕事関係の書籍は厚ぼったく重い。この手の本は古本屋に売れるもんでもないので、勢い捨てるしかない。幸い翌日が資源ゴミ回収日なので、私はせっせとひもでくくってまとめる。これを明日ゴミ回収置き場まで運ぶのは大変だ。しかも1回でたくさんのゴミを出してはいけないと区の方から言われているらしい。だからうちのかみさんは何回か分けて出すしかないというのだ。
 私はそんなの関係ないだろう。そもそも出しておけば違法に持って行ってしまう業者がいるから、奴らが喜んで持って行くよと言う。
 で、今朝、処分する書籍を出していたら、偶然違法業者に出くわす。私は「よう」と声をかけたら、そのオヤジ慌てて逃げていく。私がオヤジのやっていることに文句でも言うように見えたのだろう。私はそれほど正義感ぶちゃいない。
「なんか勘違いしていない?違うんだ。処分する本がたくさんあるのでここまで持ってくるのが大変だから、もしこの本が欲しいならあげるよ。だから車を玄関先まで持ってきてくれない?」
 オヤジは安心したみたいで、「いいすよ」と言って車を玄関先につけてくれる。お陰で助かった。しかも全部持って行ってくれた。本すべてを車に積み込んだ後、「助かったよ。どうもありがとう」と礼を言う。

 たぶん区で依頼されている業者ならこうはいくまい。自分たちは正統業者とでもいうつもりで、車を近くに持ってきてくれといえば、それこそふざけるなと言うだろうし、量の多さに文句をつけるに違いない。案外そんなもんだ。役人に依頼されている業者はいつの間にか役人みたいな横柄な態度になる。それでいて資源ゴミを勝手に持って行ってしまう違法業者に資源ゴミを渡さないように、回収時間ギリギリにゴミを出してくれというのだ。いつ回収に来るか分からないのにそんな器用なことが出来るか!
 違法業者はそれこそ朝早くから、車を動かしてせっせと回収している。そして区から依頼された業者はのんびりと回収に来ましたよみたいに、遅く来る。ゴミを出す側にだって都合がある。正直な話、こっちは誰にゴミを出しても関係ない。要はうまく処理出来ればいいだけのことであって、今日みたいなサービスのいい違法業者の方が実際問題助かる。

 玄関先に車をつけてもらって、ゴミを全部持って行ったくれたけど、それでも夏の朝である。ひと汗かいちゃった。汗が引いた時点で、パソコンの電源を入れ、インターネットをやっていると、突然電源が落ちる。やや、またブレーカーが落ちちゃったか?と慌てていたら、そうではなく停電である。後で大変なことになっていることを知った「東京大停電」である。

2006年08月10日

画像

 私は新しい物好きで、欲しいと思うとどうしても欲しくなる。スキャナーもあれば便利だなぁと思って買ったのだけど、このブログを始めるまでほとんど使わなかった。実際問題今でもスキャナーの上にはプーさんぬいぐるみが乗っている。


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 でも、こうして自分の読んだ本について書くようになってから、結構使うことが多くなった。(そのたびにプーさんにどいてもらうのだが・・・)
 私は読んだ本の画像を一緒にここに掲載することで、その本の存在感を更に感じたいと思っているのだ。また最近自分の本棚のキャパシティに限界が生じ始めているので、このまま本を置いておけなくなってきてしまっている。従って、読んでどうしようもない本や、推理小説などもう絶対に読み返すことがないと思われる本は処分せざるを得なくなってしまった。処分といっても今はブックオフに売り飛ばすだけなのだが、どうも最近はブック・オフで本を買って、つまらなかったらブック・オフに売るということをくりかえしている。
 しかし、売ってしまえば当然手元に残らないわけで、やはり形がないのはどこか淋しいものがある。でも、こうして本の画像を残しておけば、確かにこの本は読んだのだという確信みたいなものが私の中に残る。そのためどうしても画像が必要なのである。
 本の画像は主に紀伊国屋のWebサイトから頂いているけれど、時たまその画像に帯がないときがある。私の気分として実際手にした、たとえば帯付きの本の画像を残したいので、時には使えないことがある。そんなときはアマゾンで画像を拾ってくるが、何かイメージが違うのである。たとえば先日読んだ久坂部羊さんの『無痛』を例に出してみるとこんな感じである。

 自分が読んでいた本の画像はこうである。


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 しかし、紀伊国屋のWebサイトの画像は帯がない。


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 そしてアマゾンの画像は表紙の色彩が違うのだ。


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 そこでスキャナーを使って自分の持っている本の画像をとることになる。またこれらのサイトに本の画像があるうちはまだいい。私の場合、かなり古い本を読んだりするので、画像がない場合も多い。こういうときもスキャナーを使って画像を作る。
 というわけで、最近は結構スキャナーを使っているのだ。

 ところでアマゾンのサーチボックスがいいなぁと思うことがある。これを自分のブログに設置しておけば本の検索が簡単にできていい。だけどこれを設置するにはアマゾンアソシエイト・プログラム(アフィリエイト)に参加しなければならない。
 実は本のブログを作っている人のサイトに行くと、そのほとんどがこのアフィリエイトに参加しているようで、本の画像をクリックすると、そのままアマゾンのサイトに行ってしまう。正直これが気に入らない。私は純粋に本の画像を拡大して見てみたいと思っているだけなのだけど・・・。
 このアフィリエイトはいわば小遣い稼ぎのところが魅力なのだろうが、どれでけの額になるのだろうか?しかも私のブログは自分本位で、独断と偏見に満ちているので、人気などあるわけがないと思っているのでそれこそ小遣いにさえならんだろうと思う。それに自分のブログに商業主義的な要素を盛り込みたくないという意識もある。それは今の私の気持ちであって、たとえバカじゃなかろうかと思われても、そうありたいと思っている。
 ということで、本の検索はこのブログから直接できませんが、リンクサイトで検索して下さい。ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。

2006年08月08日

影響

 「150坪・書店員BLOG」( http://150turbo.seesaa.net/
)を読んでいて、失笑してしまった。極楽とんぼの山本圭一の淫行事件が欽ちゃん球団だけでなく、本屋さんにも多大な影響を与えていたのだ。
 リリー・フランキーさんの『東京タワー』がテレビで放映される予定であったのだが、そこに出演していた山本圭一のため、撮り直しになり、放映が延期されてしまった。
 テレビ放映となれば、間違いなく売上に貢献するはずだ。ましてこの『東京タワー』は今年の本屋大賞を受賞していただけに、本屋としては力を入れたいところだろう。平台まで用意して準備していたのに・・・という愚痴が失礼ながら失笑を買う。

 昨日昼休みの休憩時間に大野さんがHERO’Sの桜庭の試合に感動したのだけど、後でネットで調べていたら、このHERO’SはTBSが放映していたのだからあの亀田の試合みたく、疑惑を感じるという書き込み見て、そうかと思ったといっていたのを思い出した。
 ボクシングの亀田試合の影響がここにも出てきている。亀田興毅の父史郎さんと漫画家やくみつるさんのテレビ番組での大激論が面白かった。見たい人は以下のURLへ。

 http://www.youtube.com/watch?v=ly2-qjCWLZ0

 http://www.youtube.com/watch?v=FabvOOZn7Fg

 http://www.youtube.com/watch?v=6C_Z4I2YnqI


 これを見ていて不思議に思ったのだけど、なんでやくみつるさんはあんなに怒るのだろうか?確かに試合の判定もそうだし、それ以前に2時間近く見たくもない亀田伝説なんか放映するテレビ局にも怒りたくなるのも分かるし、事実私もこれはすべておかしいと思った。けれど、それはただ火に油を注いだだけであって、それ以前に亀田兄弟の言動に不快感を感じていた人が多かったということではないかと思う。たぶんやくみつるさんもそうだったのだろう。それを自分が代表してものを言っているという意識があったのだろう。大きなお世話だと思うが・・・。このあたりにやくみつるさんの傲慢さも感じてしまう。
 それにしても試合後亀田興毅はどうしてあんなにテレビに出てくるのだろう。まるで試合判定の疑惑を必死に打ち消そうとしているようにしか見えないのは私だけだろうか。テレビに出れば出るほど、余計にあの試合はおかしかったといっているもんじゃないか思うのだが。自分であの試合の判定疑惑を押し広げていることが分からないのだろうか?
 どういう背景があっても、彼は世界チャンピオンになったのだから、この汚名を次の試合で挽回すべきであって(もちろんそう思っているだろうと思うが)、それに専念すればいいだけじゃないか思う。

 今朝の新聞を見ていたら、パロマ工業が非正規社員のパートやアルバイト計約300人を対象に、段階的なリストラに踏み切る方針を明らかにしたという記事が出ていた。今回の事故でパロマ工業は無償交換や無償点検に伴うコストは200億円超を見込でいて、松下電器産業の石油温風機の欠陥問題をめぐる249億円に匹敵する規模だという。これは年間30億~40億円の国内の連結経常益は吹っ飛ぶ計算になるので、そうせざるを得ないということらしい。
 無能な経営者のお陰でパートやアルバイトがその影響を受けてしまうことになる。
 一つの事件、事故、あるいは疑惑がそこだけに留まらず、本来関係のない人達に迷惑が及ぶ事実を目の当たりにする次第だ。