2007年10月21日

思うままに その4

 見本誌でもらった日本カメラMOOKの「モノクロ写真のD.P.E」のページをパラパラめくっていると懐かしくなってきてしまった。


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 昔私は自分でモノクロ写真を撮ってきて、フィルムから写真のプリントまで自分でやっていたのだ。
 中学校時代、どうしてか覚えていないのだけれど、写真部に入っていた。最初は家にあったヤシカの二眼レフで写真を撮っていた。このカメラ、写真を撮るのにピントから露出すべて何から何まで手動でやらないとならない代物であった。今から思えばよく中学生が使いこなせたなぁと思う。それを学校にあった現像室で現像して写真にしていた。その後自分でキャノンの一眼レフを買った。
 そして高校に入りそのまま写真部に入った。高校になるとさすが先輩、後輩の関係がシビアなので、新入部員は先輩がすぐ現像できるように、現像液など溶かして準備しておく。新入部員は先輩が現像を終えた後、現像ができる。先輩が使った現像液はさすがくたびれてしまっているのだが、仕方がない。
 ある時先輩が現像が終わったので、その後自分たちが現像できると思っていたら、その先輩は自分たちが使った現像液をわざと捨ててしまったのである。当然我々新入部員は現像できない。私はそれを抗議した。それからその性格の曲がった先輩と口論となり、喧嘩ととなった。私は入って間もない写真部を辞めた。そんなところにいられるかと思ったのだ。(すぐかーっとなるのはいまも変わらない)
 その後自宅の押し入れを改造して、自分の暗室を作ってもらい、そこでせっせと写真を撮って、現像していた。そのとき使っていた現像器具がこの雑誌に載っていたのである。今も当時と大して変わっていないようだ。
 まずはフィルムである。フジ・ネオパンSSやトライXなどの名称読むと、涙が出てきてしまうくらい懐かしい。それをダークバックを使って、フィルムのパトローネ(容器)を外して、手探りで現像タンクのリール巻き込んで密封する。


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 その後ミクロファインという現像液(この名前も懐かしい!)を入れ、酢酸を薄めた停止液、その後定着液を入れて、現像を終える。それを今度は、引き伸ばし機を使って写真にしていく。雑誌の写真を見ると、今も当時の形の引き伸ばし機がクラシックとして売られている。思わず、おお、これじゃ、この形の引き伸ばし機を使っていたんだと食い入るように見てしまった。


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 しかし高校の三年頃になると、写真より本に夢中になっていったので、だんだん写真から離れていった。最後に現像したのはクラスメイトの大学受験用の証明写真だった。私は三年の夏が終わった頃には大学が決まっていたので、暇だったのだ。一人の友人が自分の写真を撮ってくれということから始まり、何人か撮る羽目になった。私が写真を撮った友人はみんな大学受験に失敗した。それは私が呪われているからじゃなく、奴らが受験勉強もせずに、遊んでばかりいるくせに大学など受験するからだ。みんな浪人生活へ入っていった。
 その後は写真も撮ることも、現像することもなくなった。結婚して子供が生まれてからは成長写真を撮り続けたけれど、それも小学校までで、子供たちが中学に入ると、素直に写真など撮らせてくれなくなったので、またいつの間にかカメラから遠のいていった。
 写真もモノクロからカラーとなり(もちろんカラー写真の現像はできない)、そしてデジカメと変わっていっていった。新しい物好きなものだから、デジカメの出始めの頃買ったけれど、それほど使っていない。カメラや写真に熱くなったのは遠い昔のことで、興味はあるけれど、今は積極的にカメラを持って写真を撮りに行こうという気にはなれない。こうしてカメラ雑誌をさらりと見ているだけだ。時には懐かしくなったりしてね。

 一月に一回薬を処方箋を書いてもらうために病院へいく。いつもの問診があって、じゃぁということで処方箋を書いてもらう。その後かみさんの買い物につきあうため、待ち合わせるが、時間があるので、近所のブックオフへ行く。探している本はいくつかあるけれど、それがあれば買うし、なければそのまま出てくる。昨日は、宮部みゆきさん『楽園』上下巻を見つける。これは読みたいと思っていたのですぐ棚から取り出す。この本確か8月に出版されたばかりだと思うけれど、もうブックオフに並んでいることになる。『模倣犯』に出ていた前畑滋子が出てくるやつなので、今読んでいる本を読み終えたら、読んでみようと思う。
 そういえばブックオフのポイントカードが変わった。今度はTCARDなるものになった。ポイントがブックオフだけでなく、いろんな店でポイントカードとして使えるらしいのだが、その提携店を見てみると、あまり私が使う店はない。それよりも、ブックオフのポイントがつく割合が10分の1になっているのが問題だ。今までは1、000円で100円分のポイントがついたのに、今度のカードは、100円で1ポイント、1円分になってしまっている。ブックオフも赤字経営と聞くから、やむを得ないのかもしれないが、このポイントカード、メリットがなくなってしまっている。

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