2008年09月12日

今年の大腸の内視鏡検査は・・・

 今年も大腸の内視鏡検査を月曜日に受けた。45歳の時、江戸川区の節目検診を嫌々受けた。私はいわゆる健康診断というのが大嫌いで、それまで出来る限りボイコットをしてきた。しかしそうもいってられない歳になくなってきたので、初めて江戸川区が主催する検診を受けた。身長、体重、血液検査、尿検査、レントゲンと一通りこなし、最後に大腸の状態を調べるために、検便をしますかと言われる。どうやらこれは任意らしい。しかし意を決して検診を受けたわけだから、ええいっ!ついでじゃとそれもやる。やった結果、少量の血便があることがわかった。後で送られてくる結果表には、近所の病院で詳しく調べられることを勧めますと書かれている。これだから検診は受けたくなかったのだが、身体に異常があるといわれて黙っていられるわけがない。仕方なしに再検査を近所の胃腸科で調べてもらう。
 ここの診療所は先生は胃腸科の専門医(近所では評判の先生だった)なんだけど、設備として内視鏡検査ができるものがない。だからおしりからバリウムを入れられ、何回もレントゲンを撮られる。結果、ポリープがあるようだといわれ、今度はその内視鏡検査が出来る病院を紹介される。今から思えば最初から内視鏡検査が出来る病院に行けば一回で済んだのだけれど、再検査、しかも大腸の検査なんてどんなものか知らなかったので、そういうはめになる。
 この時初めて、大腸の内視鏡検査は二リットルの下剤を飲み、腸の中をきれいにして、内視鏡をおしりから入れることを知る。二リットルの下剤を飲むことも大変だけど、それより内視鏡が腸内に入る時ものすごい痛みがあることも知らされた。この時は約1センチくらいの小さなキノコみたいなポリープを切除し、そのまま一日入院した。
 以来体質的にポリープが出来やすいようなので、ほぼ一年に一回大腸の内視鏡検査を受けている。それもいつも違う病院でである。なんかそういうことになってしまった。二年ほど前から胃の方の調子もおかしくなり始めたので、そっちの病院へも通うようになり、そこで大腸の検査も受けたりしたからだ。しかし薬漬けにされているだけで、一向に胃の調子が回復しないので、今度で三度病院を変える。
 今度の病院は、内視鏡専門医の先生で、胃腸科もやれれている。どうせ大腸の内視鏡検査も近々やらなければならないと思っていたので、ここの先生に自分の胃の調子が一向に良くならないことを相談してみた。それまで飲んでいた薬のことや、胃カメラや大腸の内視鏡検査の写真を持っていって診察を受けた。
 先生は、確かに逆流性食道炎の傾向もあったのでしょう。あるいは十二指腸潰瘍もあったのではないか。しかし写真を見る限り、それほどおかしくはないと言われる。それよりも多分機能性障害で今の症状が出ている可能性があるというのだ。だからガスターやガスモチンなど飲んでいても、症状が改善するとは思えない。実際効かないでしょうと言うのだ。で、漢方を試してみませんかと言われ、それを食前に飲むようになったら、確かに完全ではないにしろ楽になった。へぇ~、漢方ってすごいなと見直しちゃったのである。
 そしてこの先生の元で今年の大腸の内視鏡検査を受けた。大腸の内視鏡検査はこれで5回目なのだが、それぞれ病院によってやり方が違う。検査前日に検査食なるものを食べて、夜下剤を飲み、翌日二リットルの下剤を飲んで、腸の中をきれいにする。前回はそれでも足りないのか、検査前に何度も浣腸をされ、これでもかというくらい腸の中を掃除された。その上で、内視鏡をぶち込まれ、苦痛を我慢し、冷や汗かいて、身体を看護師さんに抑えられながら、なんとか検査を終える。
 しかし今回はまったく楽であった。前日味気なく量の少ない検査食を食べなくてもいいのだ。(ただし消化の悪いものは控えろとは言われたが)、寝る前に下剤を飲むこと、翌日二リットルの下剤を飲むこと変わりがないが、ただ前回は胃の調子が良くなかったので、この二リットルの下剤を飲むのに苦労してしまったし、最後まで飲めなかった。しかも十分おきに飲みなさいといわれていたから余計である。しかし今回は胃の調子が回復しているので、スムースに飲める。しかも十分おきになんて細かいことは言われていない。ゆっくりと飲んでくださいと言われ、その通りにしたら、全部飲めた。
 その後病院に行き、着替えて検査を受ける。検査の前に更に浣腸をすることもない。腸の動きを止める薬と鎮痛剤の入った点滴をしながら、検査を受けた。するとどうだろう。殆ど痛みがない。すごく楽なのである。だから検査もあっという間に終わった感じであった。思わず「すごい!」と叫びたくなってしまう。検査の結果やはり小さなポリープが見つかり、切除してもらう。
 その後また点滴を打たれながら、一時間ほど休み、今回の検査でわかったことを説明される。先生は、S字結腸の先が緊張があって細くなっている。可能性としてここで腸の流れが悪くなり、ガスがたまりやすくなり、そのため食べたものがいつまでも胃に残り、ガスもたまりやすくなっているのではないかと言われた。
 今回ポリープを切除したので、止血剤を二日分飲むこと。十日ほど過激な運動をしないこと。刺激物はしばらく避けることなど言われて、帰ってきた。
 検査が楽であったし、会社の近くでもあったから、この後食事をして、仕事に出てもよかったのだけれど、やはり楽とはいえ、精神的にくたびれてしまったので、その日は休むことにして、家に帰る。
 しかし検査に苦痛が伴わなかったのはうれしかった。今までの検査はいったい何だったのかと言いたくなってしまう。苦痛で苦しんでいるのだから、今回の先生のように出来ないのかと言いたくなってしまう。
 胃のことも先生に相談して完全ではないけれど、楽になっているし、大腸の検査も楽なので、ここの先生にしばらくお世話になろうと思った。

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