2008年10月23日

事務所で思うこと

 昨日初めてインターネットバンキングをやった。といっても、会社の話である。今まである意味直付けの回線でパソコンを通して振込などしていたのだが、今度ネットを介して振込をやることにしたのである。そうすれば今まで得られなかったサービスも受けられるし、何と言ってもデータが会社のパソコンに残らないので、情報の流出の不安がない。しかも今銀行とのやりとりだけで、パソコンを一台使っているのが、それも必要なくなる。ということは、今ある銀行振り込み用のパソコンが不要になり、そのスペースが空く。その分有効利用が出来そうである。

 事務所にある書類を整理している。もうなくなってしまった書店の取引の記録や請求書など大事に取っておいてある。しかしもう書店自体ないのだから、こんなもの残しておいても仕方がない。数字のデータはパソコンの中にあるから、それだけで充分だろうし、実際の話、それを改めて見るということもないだろう。
 しかし一回ででは済まない。結構な量なのだ。紙の量が半端じゃないのだ。税務署がうるさいから、何でも原紙記録を要求するので、レシートやら、棚卸し表など、取ってあった。しかもちょっと前までは、何をやるにしても手作業であったから、当時いた人たちの文字や数字が書かれたものが出てくる。それを整理しながら、ああ、この文字は誰々だと顔まで浮かんでくる。そのほとんどが退職されている。その後どうされているのか、ふと思うのだけれど、連絡などない。
 あるわけがないのだ。だって私は社長の腰巾着みたいに思われているから、煙たいのは当たり前だ。しかし言わせてもらえば、好きで腰巾着をやっているわけじゃない。自分の立場のために社長を使ってきたことなどさらさらないのだけれど、辞められた人にとってみれば、そう感じるのだろう。仕方がない。

 しかしちょっと前まで書店はマニファクチャーだったと改めて思う。在庫管理をするにしても、目で確認し、手で数え、それをノートなど記録する。機械は電卓だけ。思い出すなぁ。小さな書店の店長などやっていた頃などは、伝票を家に持って帰り、ノートに記録し、お客さんへの納品伝票をカーボン用紙入れて何枚も複写する。年度末になれば、納品は後でいいから、先に伝票を出せと、何枚も書かされた。返品伝票も手書きで、複写して控えを残す。カーボンが破れるまで使う。私が腱鞘炎になっているのは、多分これが原因だろう。
 まぁ、何でも手作業だったから、仕事の流れや原理原則は理解できたが、その影響で、今みたいに元の数字を入れれば答えが出てしまうと、どうしてこうなるのか気になって仕方がない。理屈が理解できないと納得できないのだ。しかし最近はそう簡単に理屈が理解できないことが多いからやっかいである。そういうもんだとして納得するしかないのだが、それが簡単にできない。

 事務所のコピー機が壊れた。今まで使っていたのは、CanonのNP6030というやつなのだが、これを16年使ってきた。よくもったと思う。5年リースの後何度も再リースを繰り返してきたのだ。そのためランニングコストが非常に安く済んだ。オカモトヤの営業泣かせのコピー機であったが、当社としては有り難い存在であった。
 しかし先週コピーの途中で電源が落ち、以後電源が入らなくなった。すぐメンテナンスを呼んだけど、基盤がいかれてしまっているという。これだけ古いとその基盤ももうメーカーにはないから、新しいものを入れないとどうしようもない。
 ということで、新機種のコピー機の見積を取り、今朝社長の決裁をもらい、導入することになった。
 なんだか急に身の回りが新しいものに変わりつつあるような感じがして、少々戸惑っている。新しもの好きの傾向がある自分としては、昔ならワクワクしていただろうけど、最近は、やれやれ面倒だなという気持の方が大きい。

2008年10月04日

秋の夜長に・・・

 車内で座って本を読んでいる。本に夢中になってしまい、降りる駅を通り越さないように、下りる駅近くになったら電車が止まるたびに、ここはどこだと確認する。
 ふと前に立つ人の本が気になった。本というよりブックカバーである。それは本屋さんでつけてくれるカバーでなはない。市販のカバーをつけている。カバーに“Amazon.co.jp”と下の方にさりげなく記されていた。ふ~ん、アマゾンのブックカバーかと思い、どうして手に入れたんだろうと気になり始める。なかなかシンプルで、さりげないアマゾンのロゴがちょっとしたアクセントになっていて、いい感じのカバーである。
 さっそく家のパソコンでアマゾンにいってみて確認する。多分アマゾンのオリジナルカバーじゃないかと思い検索してみると、あった。これだ。私も欲しくなった。
 私は現在B6版の単行本用と文庫用の革製カバーを使っている。大半がこのサイズの本を読んでいるからだが、新書版も欲しいなとかねがね思っていたので、新書版のアマゾンのオリジナルカバーをショッピンクカートに入れる。650円だ。1,500円以上じゃないと送料がかかるので、欠本になっていた須賀敦子さん文庫版全集の3巻も注文して、1,500円以上にする。
 二日後本とカバーが届く。さっそくカバーを新書につけてみる。いい感じだ。防水仕様になっていて、これで大半の本にカバーで苦労しなくてすむ。
 ただ、これ以外のサイズの本は困る。たとえば大判のA6版の本やB6版でもソフトカバーで多少小さめの本は、仕方がないので、書店で買ったときにつけてもらったカバーを取っておいて、読むときにつけ直して使っている。
 ふと今読んでいる手に取る。A6版の本なので、有隣堂でもらったカバーをつけている。本はブックオフで買ったもの。そしてしおりは書泉さんでもらったものを使っている。ちょっと考えて笑ってしまった。これらすべて秋葉原にある。そして全部が違うのだ。こんなこともあるんだなとアマゾンのオリジナルカバーのついた本と、今読んでいる本を眺めている。

 私はここに載せる本の写真はすべて自分の本をスキャンして使っている。確かにネットで拾うことも出来るけれど、読んだ本そのものをここに載せたいと思っているので、わざわざスキャンして本の画像を作っている。だから帯があったり、なかったり、あるいはかなり古い本でも、帯には「今月の新刊」などと書いてあったりするのだけれど、それは自分が持っている本を読んだということで、この点にはちょっとこだわっている。
 ただスキャンする手間がかかる。その都度スキャンするのも大変だから、ある程度まとめてスキャンしてしまう。つまり今読んでいる本の後はこの本。その次がこの本と決めているということである。しかし予定は未定で、その通りいかないときもある。急に読みたい作家の新刊が出たりするとか、気持ちが変わったとかで、当初読む予定でスキャンした本が、そのまま残ってしまっているのである。ブログにアップしちゃえばそのまま削除するのだが、最近は本の画像が減らない。むしろ増える一方なのだ。
 まぁそれは仕方がないので諦めているが、スキャンするときは結構楽しい。今読んでいる本を読み終えたら、次はこの本だな。そしてそのあとはこれ。とスキャンを終えた本のページをパラパラめくっては楽しんでいる。いい季節である。読むぞ!この秋は、と読みかけの本を持っていく。

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