2008年12月10日
腹の立つこと
12月になって、大学の友人から秋葉原で忘年会をやろうというメールが来る。秋葉原となれば私のいる事務所があるところだから、必然的に私が場所を手配することになる。
胃の調子がおかしくなって、飲みに行くことがなくなったから、どこに行けばいいかわからない。でも最近の秋葉は再開発で大きなビルができ、そこに多くの飲み屋が入っているから、ぐるなびで探せばなんとかなるだろうと思い、検索し、適当なところに電話をかけてみると、いっぱいだと何件か断られた。仕方がないので駅前はやめにして、通りの奥にある店にする。
で、それを友人に連絡するのだが、必然的にメールでやる。これだと一回書いた文章をコピーして、直すべきところを直して送信すれば簡単に済む。ところが一人、携帯もパソコンも持っていない奴がいる。こいつのためにわざわざ電話を取って、話さなければならないのである。
電話をすれば、やたら明るい声で、おお!とのたまう。おお!じゃないって。お前だけがメールアドレスを持っていないから、こうして電話しなきゃならない手間を考えろ!と怒鳴りつける。まさかお前のところはダイアル式の黒電話などつかっているんじゃないだろうな?
やつはこのことに関してなんだかんだと言うのだが、偉そうに最近アイフォンは気にかかるという。アイフォンでも何でもいいからとにかくメールアドレスを持てと強く言う。お前のために面倒でしょうがないのだ。
昨日、神田の三省堂本店で本を買った。買うつもりもなかった本だったのだが、入り口近くのワゴンに大量に積まれていて、気になって見ているうちに読んでみようかと思い買ってしまった。(失敗だった)
そういえば、この店では話題の新刊をブロックみたいに交互に積み上げ、オブジェみたいにしているのを何度か見かけた。確かめはしなかったけれど、見本じゃなく、本物の新刊だろうと思った。それを見たとき無性に腹が立った。そのオブジェは結構な高さであった。ということは冊数もかなりの数になるはずだ。こんなことをするために、この店に大量に新刊を入荷させ、街の本屋さんには一冊もいかないなんておかしくないか?街の本屋のおやじさんはこの一冊の新刊を手に入れるため苦労しているのに、ここではその新刊がオブジェのためのブロック化しているのである。
誰のアイデアか知らないけれど、こんな馬鹿なことに出版社の営業もからんでいるなら、おまえら馬鹿じゃないかと怒鳴りつけたくなる。
たとえそれがこの店の配本でまかなっているとしても、このオブジェ化された本がいきなりなくなるほど売れるわけがないだろう。なぜならせっかく苦労して積み上げたものを、そう早く壊さなければならないほどの売れ行きなら、そもそもこんなものなど作らないだろう。だったらここに積み上げられた本を街の本屋さんに回した方が出版界のためにもいい。
何を大袈裟なことを言っているんだと言われそうだけれど、こうした大書店に偏った新刊配本をして、中小書店には一冊も配本がないということは、そのお店にとって大きな機会損失なのである。これが毎日発売される新刊全てに及んでいるのだから、街の本屋さんの売上に大きな影響を及ぼす。そうしたことが進めば、閉店ということになるわけだ。
街の本屋さんは今まで面として出版業界を支えてきた。ところがその本屋さんがなくなってしまうと、駅前などにある大書店が点として出版界を支えなきゃならなくなる。要は、休みになどにサンダルをつっかけて本など見てみようかということが出来なくなったということなのである。街の本屋さんはそういうお客さんの面倒を見ていたのだ。これが出来なくなったことが、出版不況の一因にもなっていることを忘れてはならないだろう。わざわざ駅前まで行って本を買うなら、アマゾンで買えば楽だ。リアル書店がダメになるのも当然である。
このように三省堂のような大書店が新刊を独占することは、自分で自分の首を絞めていると自覚すべきことなのだ。
だからこそ街の本屋さんももっともっと怒っていい。まぁ日々の業務に忙しいから、わざわざこの店に来てこの状態を目にすることなどないだろうから、仕方がないかもしれないが・・・。それにしてもひどい。
社長が書類整理をしていたら、大量のSFカードとオレンジカードが出てきた。その時はもうこのカードは使えないだろうと思っていたが、例の性格から「なんとかしてもらえ!」ご命令。仕方なしにまずは地下鉄秋葉原駅の駅長室へ行ってみる。
「すいませ~ん。あの、このカードが大量に残ってしまっているんですが、なんとかならないでしょうか?」
「このカードは改札では今は使えないですけれど、券売機は使えますよ。あるいは払い戻しが出来ますが・・・」
おお、そのお言葉を待っていた。
「それじゃ、払い戻ししてもらえますか?」
ということで、50枚以上のSFカードを払い戻してもらった。これならJRも払い戻してくれるだろうと、その足でJRの秋葉原駅で聞いてみる。すると、
「このカードは今は改札では使えないけれど、券売機は使えますよ」
「あの~、これ払い戻しはできません?」
「できません!」
と素っ気ないお言葉を返してくれる。自分のカードなら「地下鉄は払い戻してくれたんですけど、ダメですか?」と案外食い下がったかもしれないが、なんせ人のカードである。「ああ、そうですか」とそのまま引き下がる。
それを社長に言い、払い戻してもらったお金とオレンジカードを返す。どういう風の吹き回しか知らないが、換金できなかったオレンジカード3枚くれた。くれたといっても、お茶の水店に行くときに使うのだけれど。
今日そのカードを使って、キップを買う。改札にキップを通すと、先にある画面に「きっぷ」と出て来る。わかってるわい!キップじゃいけないのか!SuicaやPASMOを使うのが当たり前の時代である。いまごろキップを買うなんておかしいんじゃないのといった感じがしてしまう。
考えてみると、ほんとキップを買わなくなったと思った。
今日はボーナス支給日である。当社はボーナスだけは現金支給なのである。小切手に裏判を押して、現金化する。しかし10日である。銀行は混んでいる。それがわかっていたので、朝イチで銀行に行く。待たされることは覚悟していたので、持っている文庫本を読み始める。しばらくすると、行員が頼みもしないのに私の近くに来て、「もう少し待ってくれ」と言う。覚悟していたのでこの時は「はい」と素直にうなずく。
ところがまたしばらくして行員が私のところに来て、パンフレットを持ってくる。それには前日に両替票を持ってくれば、早く受け取れるし、振込もご利用下さいと書かれていた。そんなことわかっているわい!こっちだって混んでいる銀行など来たくない。しかもこの後現金を数えて、袋詰めもしなければならないのだ。パソコンで振り込んじゃった方が楽だし、そうしたいのだが、如何せんデータが昨日の夕方までこちらに来ないのだから仕方がないのだ。もともと現金化するだけで腹立たしいのに、わざわざパンフレット持ってきて、火に油を注ぐような言い方をするなと言いたくなってしまった。こっちにもそれなりの理由があんるんじゃい!なんでもかんでも、省力化するなと言いたくなってしまった。
- by kmoto
- at 18:38
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