2009年07月16日
思うままに その16
梅雨が明けたらとたんに暑くなった。まぁそれが当たり前なのだろうけど、汗がべたつくのはいささか不快だ。
いつも朝歩いているのだが、朝からじりじりと太陽が照らしている中を歩くのは、通勤前で疲れてしまう。そのためここのところ歩くのを止めている。しかし、そうすると運動不足がたたってくる。
で、昨日帰りの電車の中でふと思いつく。そうだ、帰りに一駅前で降りて歩けばいいじゃないかと。夕方なら日も降りていくらか涼しいんじゃないかと思ったのだ。さっそく、降りてみる。駅前にある熊沢書店にまずは寄ってみる。これといって欲しい本がある訳じゃないので半ばひやかしである。でも、ワゴンに各出版社の文庫目録が積んであった。そうだった。以前もここで文庫の目録をもらったことがある。
本当はここにある全部の出版社の目録が欲しいのだが、それだと結構な重さになる。仕方がないので、三冊ほど頂き、カバンに入れる。これから家まで歩かなきゃならないので仕方がない。
その後、近くのブックオフにも寄ってみる。ここは最近オープンした店なのだが、正直なところ品揃えが悪い。もちろんそれは私の好みによる判断なのだけれど。要するに私が読みたいと思うような本がないということだ。ざっと棚を眺めて、“やはりダメだな”と思ったところ、捜していた吉村昭さんの文庫本を見つける。
こんなもんなんだな。期待もしていないところに、案外あったりする。私はその一冊をレジに持っていく。会計は入ったばかりのバイトと思われる女の子がやってくれた。横にはこの店の責任者らしいやつがレジの打ち方などを教えている。彼女にとって初めてのお客が私だったのだろうか。とにかくぎこちない。何とかレジを打ち終え、お釣りを私に渡す。ちょっとテンポが遅れて「お売りになれる本があればお売り下さい」と顔を赤らめて言う。そこには前にそう言いなさいと言われたのを慌てて思い出したような感じで、彼女はその言葉を口にした。私はそれがおかしかったので、ちょっと笑い、軽くうなずいて店を出る。でも何か気分がすがすがしい。
その後三十分ほど歩きながら、明日もここで降りて歩こうと思った。熊沢書店で持ってこれなかった残りの文庫目録も気になるし。ブックオフはパスしよう。一日そこら間隔を置いても品揃えは変わらないだろうから。そんなことを考えながら家路に着く。
夕方とはいえ、やはりそれだけ歩くと汗をかく。着替えをして、一服する。入院している義母の様子をかみさんから聞く。明日胃カメラをやるという。まぁ大腸の内視鏡より胃カメラの方が下準備が簡単だからそれほど問題はないだろう。わざわざ私が行くこともあるまい。それに今日は木曜日だから途中で抜け出すこともできないし。
八時過ぎ、北海道の旭川から娘の旦那さんのお父さんから電話がある。お中元が届きましたというお礼の電話だ。その前に私どもの方にお中元を頂いており、そのお返しみたいなものなのだが、とりあえず「ご丁寧に有り難う御座います」と言う。
実はこうした季節の贈答は我が家では相手と相談の上で止めている。だからお中元も、お歳暮も我が家には届かない。気を遣うのがいやなのだ。今回もそうしたいところなのだ。私個人の親族、あるいは関係者なら「やめよう!」と言い切れるのだけれど、娘の旦那さんの方の家族には言いにくい。何か好意に水を差すみたいな感じがする。正直困っているが、しばらくは仕方がないかなとかみさんと諦めている。
簡単な話をして、東京は梅雨が明けたらとたんに暑くなって、うだっていることを言ったら笑われた。旭川は昨日は雨だったという。
旭川に親戚ができると、今まで気にしなかったNHKニュースでやる天気予報で、旭川の天気が気にかかるようになった。面白いもんだ。
- by kmoto
- at 18:08
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