2009年02月18日

お付き合い

 ここのところ花粉が飛んでいるみたいで、例年のことだが、目はかゆくなるは、鼻水は流れるはで、憂鬱な日々を過ごしている。胃や腸の薬を毎日飲んでいるところへ、花粉症の薬が加わり、食前、食後と薬をどれを飲めばいいのかイライラしている。そして一通り薬を飲み終えた後に、目薬を差し、鼻の中にシューと一吹きして一連の儀式が終わる。

 この仕事に就いたとき、私は当然何も知らない人間だったので、関連業者の方にいろいろ教わった。それは仕事のやり方や段取りだけでなく、人として、あるいは取引先とどういう付き合い方をすればいいか教わってきた。つまり相手の方が年上であり、経験もあるものだから、私の方が教わることになったのである。
 ところが長いことここにいると、私の教師であった付き合いのある業者の方は辞めていかれたり、転勤などしてどんどん新しい人に変わっていく。それでもまだ私の方がどう見ても年下だから、新しく来られる人あっても、まだ私の方が教わることが多かった。しかしいつの間にか私も年をとり、ここに長くいることになると、今度は私の方が教えることが多くなってきたような気がするのである。つまり、今まで付き合いのあった方が退職や転勤で、次の担当者を紹介してくれるとき、明らかに彼らの方が年下なのである。あるいは入社間もない新人が多くなってきた。
 こうなってくると今度は私の方が取引先と付き合う方法や、常識を教えるはめになる。もちろん私には大それたことは言えないし、それほど常識があるとは思っていないが、それでも時々“おいおい”と言いたくなる時がある。
 先日用があって取引先に担当者に電話をした。そうしたら担当が変わり、新しい人に引き継ぎ、私のところへ挨拶に行くように言ったのだけれど、まだ行かないですかと言われてしまった。相手はそうした不手際を詫び、すぐ電話させますと言い、しばらくしてから新しい担当から電話がかかってくる。

 「あのさぁ、人事異動はそっちの問題であって、私はおたくの会社に用があって電話したのに、担当が変わったと言われた。前任者はあなたに私のところに挨拶に行くようにと言ったと言うよ。私から言わせればそれもおかしいと思う。本来なら前任者と後任が一緒に来て、担当が変わりましたと知らせるべきじゃないか」

 「こっちは長いことおたくの会社を信用して、飛び込みで来る営業を断っているのに、そんな態度はないんじゃないの?」

 「私はあなたの会社は信用しているけれど、あなたがどんな人か知らない。いくらうちの会社があなたの会社にとっておいしくない会社だってとしても、取引とは大口ばかりが取引じゃないでしょう。だからちゃんと挨拶ぐらい来て、名刺の交換ぐらいすべきじゃないの?」

 と用件の前に文句を並べる。うるさいやつだと思われてもいい。それが私が今まで付き合ってきた方が取ってきた態度だった。だから今まで長い付き合いができたんじゃないかと思う。取引とはそうした信用から成り立っているものだと教わってきた。だからこっちは用がなくても、何度も事務所に訪れ、話をして顔をつないでいたように思う。そうこうしているうちに、あの人に頼んでみようと思うのだ。私はここに来てからそういうやり方で仕事をしてきたし、たぶんこれから先もこの方法でお付き合いさせて頂くことになると思う。
 お見えになった方は、若い人だった。聞いてみると入社して一年だという。よほど電話での私の文句が利いたのか、汗をかきながら私と対応している。求めた資料の説明をしてくれる。たくさんの資料を持ってきてくれた。しかしそれは私が求めたものとは違う。私は何が欲しいのかを説明する。相手はやっとその意味がわかったらしく、不手際を詫びる。
 私は彼の説明を聞いて、彼が一所懸命に資料を作ってきただろうということはわかった。ただポイントがずれていただけのことだから、そのことを説明し、次はわざわざ来社しなくてもいいから、その資料をFAXでもメールでもいいから送ってくれないかと頼む。
 どうやら今度の担当者は一所懸命やってくれそうだなと思った。どんな仕事ぶりが見られるかはこれからだけれど、手間がかかってもこっちが要求することをしてくれるなら、お付き合いさせて頂こうと思う。

 ここにいると様々な電話、飛び込みがくる。そのたびに仕事を中断させられるので、ほとんど帰ってくれ!とけんもほろろに言ってしまう。それでもめげずに何度も顔を出す人もいる。大塚商会の彼もそうであった。うちはアスクルで間に合っているからと断ったのだが、うちで使う消耗品の価格の見積を出させてくれと言う。アスクルより安くしますという。最初は注文先をあまり増やすと手間がかかるから気が進まなかったのだが、彼の言い方に根負けしてしまい、まぁいいや。見積を出してみたらと言ったら、翌日朝イチで見積を持ってきた。安いこともそうだけど、ちゃんと仕事をしてくれるので、以来プリンターのインクなど彼のところからメールで注文するようになった。さらにお茶の水店では大塚商会のたのめ~るで消耗品を買っているので、それを彼のところか買うようにした。
 先日彼が事務所に来たとき、大した金額にはならないけれど、毎月注文があると思うよと言ったら、大口もうれしいけれど、コンスタントに注文がある方がいいと言ってくれた。
 その彼がたばこ屋の店前に置いてある灰皿の前で、一服していたのに出くわす。営業の途中で一服であろう。彼は私に気づかず、「こら!こんなところで油売ってんじゃないよ」と声をかけたら、慌てて恥ずかしそうに頭を下げる。その笑顔が印象的であった。いい人との付き合いができていると、こっちもうれしくなる。

2008年12月03日

模様替え

 先週土曜日に、事務所の机やパソコン、コピー機など、大幅に配置換えをした。今まで銀行振込用のパソコンが一台事務所の私の机の横にあったものが不要になったからだ。その分整理すれば、狭い私の回りがすっきりとなると思ったのである。
 最初はただいらないパソコンやその台をどかして、その他の備品を移動するだけで簡単に済むと思っていたのだが、そうはいかなかった。まずは電話回線が無要に長くとってあって、それがこんがらがっている。ISDNだから、電話とFAXの二回線分かれているから余計である。その上パソコンの配線があって、電源のための延長コード(これも間に合わせのものを使っていたのでやたらと長い)とからみ合ってしまっている。
 まずはそれらの配線をきちんと分けて、すっきりとさせなければならない。その上で机や棚、あるいはコピー機などにきちんと配線し直す。また無用に長い延長コードは、ただ埃などがたまるだけなので、この際きちんと長さのあったものに替えた。
 そんなこんなやって、結局夕方までかかってしまった。床にはいつくばったり、机や棚の移動などやったりしたものだから、えらく疲れてしまう。とりあえず切りのいいところやめにした。
 週明け、早速新しい位地の机向かう。パソコンの本体や周辺機器を横にある棚に移したので、モニターが机の角に置ける。そのため今までモニターとキーボードでほとんど机を占領していたのが、デスクワークするにもってこいの広さが確保できた。
 これはいい!思う存分書類や伝票が広げられる。こんなに机の上が広くなるとは予想もしていなかったので、非常にうれしい。
 また今まで予備の机やコピー機などが置かれていたため、その後ろが結構狭かった。それが一気になくなったので、なんかのびのび出来る。そのため気分もいい。
 また後ろにある棚の引き出しが有効に使えるようになった。今までは棚の前にコピー機や補助の机などがあって、引き出しが開けられなかったのだ。だからだからそこにはほとんど使いもしない資料や伝票などを入れていた。今度はその引き出しが自由に開けられる。ここにある資料や伝票などは、さっさと処分して、引き出しをもっと必要性の高いものに入れ替えるべきだろう。
 やっと先日いらない書類は処分し終わったと思っていたのだが、再度シュレッダーにかけなければならない。まぁ、身の回りを軽くすることは大賛成だし、またそんなにすべて管理できないので、処分するに越したことはない。これからまた書類の処分に追われることになりそうだ。

2008年10月23日

事務所で思うこと

 昨日初めてインターネットバンキングをやった。といっても、会社の話である。今まである意味直付けの回線でパソコンを通して振込などしていたのだが、今度ネットを介して振込をやることにしたのである。そうすれば今まで得られなかったサービスも受けられるし、何と言ってもデータが会社のパソコンに残らないので、情報の流出の不安がない。しかも今銀行とのやりとりだけで、パソコンを一台使っているのが、それも必要なくなる。ということは、今ある銀行振り込み用のパソコンが不要になり、そのスペースが空く。その分有効利用が出来そうである。

 事務所にある書類を整理している。もうなくなってしまった書店の取引の記録や請求書など大事に取っておいてある。しかしもう書店自体ないのだから、こんなもの残しておいても仕方がない。数字のデータはパソコンの中にあるから、それだけで充分だろうし、実際の話、それを改めて見るということもないだろう。
 しかし一回ででは済まない。結構な量なのだ。紙の量が半端じゃないのだ。税務署がうるさいから、何でも原紙記録を要求するので、レシートやら、棚卸し表など、取ってあった。しかもちょっと前までは、何をやるにしても手作業であったから、当時いた人たちの文字や数字が書かれたものが出てくる。それを整理しながら、ああ、この文字は誰々だと顔まで浮かんでくる。そのほとんどが退職されている。その後どうされているのか、ふと思うのだけれど、連絡などない。
 あるわけがないのだ。だって私は社長の腰巾着みたいに思われているから、煙たいのは当たり前だ。しかし言わせてもらえば、好きで腰巾着をやっているわけじゃない。自分の立場のために社長を使ってきたことなどさらさらないのだけれど、辞められた人にとってみれば、そう感じるのだろう。仕方がない。

 しかしちょっと前まで書店はマニファクチャーだったと改めて思う。在庫管理をするにしても、目で確認し、手で数え、それをノートなど記録する。機械は電卓だけ。思い出すなぁ。小さな書店の店長などやっていた頃などは、伝票を家に持って帰り、ノートに記録し、お客さんへの納品伝票をカーボン用紙入れて何枚も複写する。年度末になれば、納品は後でいいから、先に伝票を出せと、何枚も書かされた。返品伝票も手書きで、複写して控えを残す。カーボンが破れるまで使う。私が腱鞘炎になっているのは、多分これが原因だろう。
 まぁ、何でも手作業だったから、仕事の流れや原理原則は理解できたが、その影響で、今みたいに元の数字を入れれば答えが出てしまうと、どうしてこうなるのか気になって仕方がない。理屈が理解できないと納得できないのだ。しかし最近はそう簡単に理屈が理解できないことが多いからやっかいである。そういうもんだとして納得するしかないのだが、それが簡単にできない。

 事務所のコピー機が壊れた。今まで使っていたのは、CanonのNP6030というやつなのだが、これを16年使ってきた。よくもったと思う。5年リースの後何度も再リースを繰り返してきたのだ。そのためランニングコストが非常に安く済んだ。オカモトヤの営業泣かせのコピー機であったが、当社としては有り難い存在であった。
 しかし先週コピーの途中で電源が落ち、以後電源が入らなくなった。すぐメンテナンスを呼んだけど、基盤がいかれてしまっているという。これだけ古いとその基盤ももうメーカーにはないから、新しいものを入れないとどうしようもない。
 ということで、新機種のコピー機の見積を取り、今朝社長の決裁をもらい、導入することになった。
 なんだか急に身の回りが新しいものに変わりつつあるような感じがして、少々戸惑っている。新しもの好きの傾向がある自分としては、昔ならワクワクしていただろうけど、最近は、やれやれ面倒だなという気持の方が大きい。

2007年12月14日

12月のスケジュールを書き込んで・・・

 私の仕事は一ヶ月のスパンでほぼやることが決まっているのだが、それでもその日にこなさなければならない予定があって、しかも期限付きが圧倒的に多いので、どうしてもスケジュール表が必要となる。今までこのスケジュール表が気に入ったものがなくて、あれこれ変えていた。ノートになったもの。手帳。そしてパソコンソフト等々。でもやっぱりこうして毎日パソコンを前に仕事をしているので、パソコンからスケジュールが見られる方がいいし、書き込むのもすぐ出来るので重宝する。
 今は大野さんからもらったスケジュール表を使っているのだが、これがいいので、そのまま使わせてもらっている。これはネット接続環境があればどこでも閲覧、書き込みが出来るので非常に便利だ。だから会社はもちろん、自宅でも使っている。
 最近は特にスケジュール表がないとやばい。以前はこれをいつまでにやらないといけないななんて覚えていられたのだが、最近は物忘れも多いものだから、予定が入ったらすぐパソコンのスケジュール表に書き込まないと大変なことになる。
 通常、予定があっても会社の19インチモニターでは充分余白があるのだが、さすが12月である。毎日やることが多いので、画面一杯に広がっている。
 朝、事務所に入ったら、まずはパソコンの電源を入れる。すると最初にこのスケジュール表が自動的に立ち上がる。それを見て、その日やらなければならないことを、付箋に書き出し、モニターの横に貼っていき、処理が終わったら、それをはがす。
 本日もいつもの通り予定を付箋に書き込む。おお!今日はやることが多いと一週間の疲れがどっと出始めている身体に気合いを入れる。
 しかしこうも予定が重なると、いかに明日が休みでもうんざりしてしまうが、仕方がない片付けるしかない。ん?FAXが入ってきた。またなんか緊急の用件か?違った。書店組合からの連絡だ。また出版社が2件つぶれたらしい。つぶれた出版社はあまり有名な出版社じゃないみたいだけれど、この年末にいやだね。つぶれた出版社のことを「有事出版社」っていうんだとこのFAXで知った。
 そうそう、昨日メールで、大学時代の友人と飲む約束があった。書き込んでおかないと・・・。それにしても、29日とは正直参った。友人Hの都合でそうなっちゃったのだけれど、仕方がない。なんせ今回の主役はHなのだから。強制入院して20キロも減量させられたというから、きっと大笑い出来るだろう。もともと節操がないからぶくぶく太ってしまったのだろうから、仕方があるまい。え~と、何時だったけ?

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2007年03月03日

忘れちゃっている!

 久しぶりに家で仕事をする。当社は2月が決算なので、3月から新年度となる。仕事ではデータ管理はExcelを使っているので、年度が代われば、データを入力するフォームも新しいものになる。その新年度用の入力フォームを花粉症で涙目のなっている目で、せっせと作った。


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 例年この時期にはこの作業をやっているのだが、いつも前年度違ってしまうところがあって、そのまま前年度のフォームが使えないで、どうしても修正を余儀なくされる。つまり売り上げ不振でお店がなくなってしまったりして、いらないところが出てきてしまう。(うちの会社は計画性がないから、スクラップアンドビルドが激しいのだ)そのためほとんど新しいものに作り替えなければならなくなってしまう。それをずっと繰り返してきた。
 ただ、今年度はそんな作業が必要なく、前年度のフォームがそのまま使えるのでありがたい。昨年度1年間使ってきて不都合な部分や使い勝手悪い部分を直して、バージョンアップしたフォームを作る。
 考えてみると、昔は同じデータを、管理するフォームが違うから、何度もその都度入力していた。それじゃあまりにも能がないので、1度入れたデータは他にも反映できるよう同じデータならたとえ管理フォームが違ってもそこに入力されるようリンクするようにしたら、ものすごい効率が上がった。それからである、もっと楽な作業ができないかと、VBAのマニュアルを買って、勉強した。おかげで、作業はかなり楽になっているはずである。
 ところがこうしたフォーム作成って、1年に1回しかやらないから、せっかくいろいろなことを覚えても忘れちゃうのである。昨日もセルに数字を入力した後、次のセルに備考として文字入力をするようにしたのだが、そのとき次のセルに移動した時点で、IMEが勝手に立ち上がっていれば、そのまま日本語に変換できると思い、それをやろうとしたら、なかなかできない。これはVBAなど面倒な作業は必要ないはずだと分かっていたが、どこでセルをこのように設定すればいいか分からないのである。あれやこれや小一時間メニューを開いてはあれこれいじって、やっと「データの入力規則」でこれを設定すればいいと分かった次第である。
 やっぱりやるなら継続してやらないと、いつまでも覚えていられるものじゃない。

2006年11月26日

小銭

 小売店があったころは、本部にまとまってきた売上の5円玉、1円玉を集めて、お店でおつりとして使ってもらうようにしていた。というのも今は両替にも手数料のかかる時代なので、使えるものはまとめて使ってもらった方がいいからだ。
 けれど小売店がなくなってしまうと、今度はそれら小銭がじゃまになる。特にお茶の水店ではその5円玉、1円玉が多く集まってしまい、小口現金の精算のとき、レジからはみ出た5円玉、1円玉としてまとめてくれる。毎日の売上をATMに入金するのだが、今は硬貨を受け入れてくれないので、それら小銭が余る一方なのである。幸いりそな銀行秋葉原支店のATMは小銭を受け入れてくれるので、そのごそっときた5円玉、1円玉を売上金額に替えて、入金している。
 一昨日も同様なことをしたのだが、ちょっと手違いをしてしまい、必要以上に小銭を入れてしまった。そうしたら、つまってしまい、操作不能となり、インターホンで担当者を呼び出すはめになる。インターホンの相手はお金をつまらせた私が間違いなく当の本人である(もう名前と会社名は言ってある)か確認するため、身分証明書を持っているかどうか聞いてくる。確か以前にも同様なことを聞かれ、だいたいATMに入金するだけのことで、身分証明書など持ってくるわけがないじゃないかと少々むかつきながら言う。どうせ隣にある秋葉原支店から人をよこすのだろうから、下手をしたら私の顔を見たら、ああと言われかねない。
 で、参ったなぁと思いつつ、待っていたら、斎藤さんが来た。思わずやべぇと言ってしまった。斎藤さんもあらと驚いた様子。
 彼女とは岩本町があった頃、毎日現金を入金していたお金を受け取ってくれた一人であったし、私が毎日使っている地下鉄の駅でも二度ほど会ったことがある。どうしてこんなところにいるのか聞いたら、たまたま自宅の近くにある旧大和銀行がりそな銀行になったため、りそなのシステムをそこの支店に教えに来たと言っていた。
 何とかATMからつまった現金を取り出してもらい、入れすぎですとたしなめられつつ、何度か分けて入金してくださいと言われる。小銭もなければ困るけど、ありすぎるのも困るのだ。

2006年11月21日

リース料

 お茶の水店の調剤システムのリースを検討している。検討しているといっても、こんな小さな調剤薬局を相手にしてくれるリース会社なんてそうあるもんじゃない。昔から付き合いのあるリース会社に話を依頼し、見積を出してもらう。初回の見積ではリース料率が1.82%として見積もってきた。これが高いのか安いのか、比較していないので分からない。ただ相場を聞いてみると1.85%が現在の状況らしい。(最も素直にそうなのか信じられないが・・・)これをうちの社長に提示すると、さっそく「高い!」と文句をいう。金利が安くなっている現在、この料率は高いというのである。
 社長とやりとりをしていると、この人基本的に勘違いしていることが分かった。物件には消費税を加算しないで、一方リース総額は消費税込みだから、その分金額が高くなる。金額で30万円の誤差が生じることになる。これをあからさまにいうと、「そんなこと分かっている!」と怒鳴られるので、やんわりと分からせるように伝える。
 でも、リース会社の言いなりになるのは、基本的に私は我慢できない。料率を少しでも下げたいと思った。で、技を使う。
 リース会社の担当者に、「そっちは1.82%と見積を出してきたけど、うちの社長は1.82%は高いと言うんだよね。私はそっちと社長の間で板挟みになってしまっているんだ」と・・・。すると相手は同情してくれて、「そうですよね。○○さんの顔を立てて、もう一度料率を見直しますよ」と言ってくれる。その言葉を期待していたんだ。でもあからさまに言葉にしない。「そう。そうしてくれる?そうしてくれると助かるなぁ~」そうして値引交渉をする。料率を見直させるのである。
 で、再度出してきた料率が1.80%で0.02%下がった。0.02%だといって馬鹿にしてはならない。金額にして75,600円もリース料が下がるのである。しかも前払いリース料を第1回目に払うと、その金利分下がって、料率1.797%となり、初回見積より88,200円も安くなるのだ。ね!馬鹿に出来ないでしょう。
 これで社長に提示すると、どうやら満足したらしく、これで手続きに入ってくれと指示を受ける。さっそくこれで手続きに入る。
 結構こういうやりとりを自分なりに楽しんでいるところがあるが、まぁこれも私の仕事なので・・・。

2006年07月20日

社長

 毎週木曜日は社長と二人で事務所にいながら、調剤の手伝いをしている。手伝いといっても、コンピュータ入力と会計をやるだけで、後は普段と同じ事務仕事をする。といっても、普段の日のようにはいかない。社長のじゃまが入るからである。この人本当に自分勝手で、こちらが厄介な仕事をしていて、手が離せなくても、ああだ、こうだと言ってくれる。こっちも社長だからちょっと待ってくれよとは言えないから、中断して、つきあうことになる。
 今日なんかも、7月の給与振込を取り組んでいたのだが、チェックを終えて、センターへ送信しているときに、何だかんだと言ってきた。こっちはちゃんと送信できたかどうか気になるので、ちょっと待ってくれます!と言って、社長の言葉を打ち切る。案の定、送信に失敗する。「相手がでない」というエラーメッセージが出た。今日は20日なので、銀行も混んでいるのだろう。
 どっちにしてやり直さなければならないので、まずは社長の用件を片づけてから、やり直した。いつもこうである。だから木曜日は仕事にならないのだ。
 先週の木曜日もそうであった。税理士さんに提出する会計伝票を最後に社長に見てもらった。
 会計伝票には当然会社の全取引が書かれているから、これを見れば、各店何を買ったか、あるいは売上、仕入等すべて分かる。私としてはこれを管理している以上、つまらんことで疑われたくないので、社長に目を通してもらってから税理士さん渡すのだ。
 そこに自転車の修理8,500円の支払があった。これを見つけてさっそく文句を言う。「8,500円も修理に支払うなら新しい自転車買えるだろう」というのである。自転車の修理に8,500円も支払うのが気に入らないのだ。言いたいことはよく分かるが、私は完全に壊れていないので、買うつもりはなかったと強く反論すれば、急にひるんで、「まぁ8,500円も出すなら、新しい自転車が買えるというくらいの考えがあってもいいということだよ」と訳の分からんことを言って、うやむやになった。確かにホームセンターでそのくらいの値段の自転車は売っているかもしれない。けれどきっとママチャリが関の山だろう。今乗っている自転車ならそれ以上するはずだ。ママチャリに乗ってお茶の水の坂を登るのは勘弁して欲しい。
 その後気分を害したのか、やたらいちゃもんをつけてくる。今度は書類である。私が昨年廃業した書店の日計表を後生大事に保存しているものだから、それを見て、「こんなのいつまでもとっておいたって仕方がないだろう。もう廃業したものを今後見ることがあるか?」と言うのだ。確かにそうだ。捨てられないのは私の個人的理由による。なんかこれらの書類を全部捨ててしまったら、もう自分の拠り所がなくなってしまうような気がしていたのだ。だからそのままにしておいた。捨てるならいつでも捨てられる。しかしその言い方に頭にきたので、今日、給与振込を終えた後、さっきまでその書類を捨てるために、ひもでくくっていた。さも捨てますよといった感じで、目の前でやってやった。
 まぁこれも社長が文句を言いたいのも分からない訳ではない。自分が展開した事業が失敗したわけだから、そんな関係の書類など見たくもないのだろう。しかしそれにしても言い方があるだろうと思う。だから先週言われたことを、今日やってやった訳だ。
 それにしてもこうしてまとめてみると結構な量である。この書類(日計表)を書いた人達はもうこの会社にはいないことを、眺めていて思った。